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整体にも長年、通っているし、中医学、漢方の考え方が好きです。 最近、好きな漢方医さんのtwitterを発見し、読むのが楽しみな毎日。 いかに、ほんのちょっとした日常の習慣や、食べ物が大切かを気づかされます。 私も中国武術をやっているせいで、 周りにそういうことを普通の知識として持っている先生方が多く、 自然とそういうことに気をつけるようになりました。 (昔、中国の武術家は、漢方医を兼ねていて、映画など見ていても、 カンフーマスターたちって、お医者さんだったり、薬屋さんを営業してたりしますね)
特に、冷たい飲み物を飲まない、とか、 こういう季節になったら、こういうものを食べる、 今晩のように、急に気圧が下がる時は、誰しも不調になるものなので、このツボを押す...とか、 たった、それだけのことなのに、それが身体や気持ちに与える影響は大きいー!
そのtwitterの中で、とても、好きなことが書いてありました。 その漢方医の方が言うには、 「もちろん、私も、甘いものを食べたり、お酒を飲んだり、ジャンクなものを食べてしまう時があります。 だけど、普段は、きちんとしたものを食べているので、 たまに、そういうものを食べても大丈夫なのです。」 とのこと。
普段、振り幅を抑えて、その範囲を超えないように節制しているので、 たまに、振り幅を超えるようなことがあっても、 また、すぐ、普段の枠に戻れるってことですね。
私も、食べ物のことだけならず、普段は、仕事に稽古に勉強の地味~な毎日。 なんだけれども、 たま~に、友人とお出かけしたり、食事に行ったり、旅行したり...しますが、 それも、また、特別なことで、またすぐいつもの地味な日常に戻ります。 基本はそのルーティーンがあってこそ、その特別な時間をものすごく楽しめるし、 また、その特別な時間から戻って、普段の日常を見ると、 やっぱり、この日常は楽しいな、と思えるのが面白いです。
例えて言うなら、 普段、自分の家をきちんと手入れして、お掃除や料理をして暮らしていて、 たまに、旅行(非日常)に行くと、その旅行がとてもわくわく楽しく、 変わったごちそうを食べ、非日常を楽しめるのだけれども、 その旅行から帰って、きちんと整理された我が家に帰ってきて、 自分でていねいに作ったごはんを食べると、 やっぱり家(日常)が一番だな、と思える感じでしょうか。 その我が家(日常)が、きれいに保たれ、おいしい手料理が食べられるからこそ、 いいのであって、 その日常が、乱雑で、ごはんもコンビニごはんやインスタントばかりで、 それらのものが目立つゴミ箱があるようなものなら、 やっぱり、家が一番~にはならないと思うのよね。
そういえば、私も、5年ほど前の、この地味なルーティーン生活の前は、 家が乱雑でこそないものの、 毎日が非日常な感じのスケジュールではありました。 仕事量は今より多かったものの、 武術の稽古がなかったため、空いている時間がけっこうあり、 毎日のように、友人と出かけ、お茶したり、ごはんを食べていたのかな。 それはそれで、毎日がパーティーのようで楽しくはあったのですが、 「非日常」だけの日々だった気がします。 いわば、毎日がごちそうの日々。(食べ物だけの意味に非ず)
でも、今の私は、毎日ごちそうだとちょっと飽きる...ようになってしまったのかもしれないな。 これを年を重ねた、というのでしょうか。
ただ、逆に、時々、はっとするのが、 「もし、あの時、武術に出会ってなかったら、今頃、どうなっていただろう?」ということ。 あのまま、仕事もたくさんこなし、 今頃、 毎日、友人と会って、ごはんを食べに行く毎日を過ごしていることになっているのでしょうか? それはそれで楽しいのかもしれないけれど、 でも、そうすると、 武術仲間や敬愛する先生たちが誰もいない、 そして、武術の稽古が全くない生活ということになってしまい、 それはそれで、ちょっと有り得なくて、信じられないですね。
やっぱり、今の自分の生活が1番~!なんてことを考えていた最近なのでした。
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Last updated
2017.04.17 20:48:32
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