映画「メッセージ」を見に行ってきました。
私にとって、まさしく「今」の自分の考えていることがそのままテーマになっていて、
なかなかシンクロな感じ。
というのも、最近、考えていたのが、
時間は、「過去から、未来へ流れる」一歩通行のものではなく、
「未来から、現在にも流れる」し、
(量子力学の実験でも証明されてますよね)
そもそも、「今」しかないんじゃないかな?ということ。
昔に見た映画で、
自分が思ってた過去が、すべて埋め込まれた記憶だった主人公がいたけど、
「今」しかないんなら、それもありえるな、と思ったのです。
思い出してイヤな気分になる過去なら、
それが埋め込まれた(現実ではなかった)もので、
単に過去と思わされているもの
だと思っちゃえばいいんじゃないかな?
「今」以外のことで、「今」を邪魔するもの、
未来に起こるかもしれない心配、
過去のいやだったこと、
明日は、これをして、あれをしよう、
昨日は、あれをすればよかった、これをすればよかった...
などなど考えている間に、
「今」目の前のきれいな景色や、おいしいごはん、
「今」目の前にいる大事な家族や友人との会話、
「今」自分が身体を動かしている感覚など、
それらを味わうことが、どんどん目の前を過ぎて行き、
気づけば、「今」にいないことになり...
「時間」の概念について、いろいろ考えさせられた映画でした。