カテゴリ:ありのままに
喉の渇きを訴え、
水が飲みたくてたまらなくても、 その水が、 安心して飲める水だとわからなければ、 飲むことはできない。 病気になり、 なんとか治してほしいと 名医に頼み、 特効薬を飲むように言われても、 その薬が本当に効く、と 自分が納得していなければ、 飲むことはできない。 たとえ無理に飲んだとしても、 体が受け付けない。 すぐに吐いてしまう。 戻してしまう。 それは、 心が受け容れていないから。 心が顛倒(てんどう)してしまっていては、 世の中のすべてが、逆さまに映ってしまう。 道理に反してしまう。 まず、心をしっかりと見つめること。 心がけ。 心を常に、どんな状態にしているのか。 そして、 心の調整をするのが、 思念。 すなわち、言霊遣い。 言葉には、不思議な力が宿っている。 その力そのものが、 言霊(ことだま)。 心から、魂(精気)へ、そして霊(れい・ひ)へと。 エネルギーは深まり伝わる。 霊(ひ)がしっかり肚(はら)に止(と)まった存在。 それこそが霊止(ひと)。 霊止(ひと)という、「真(誠)の人」になるまでの間が、 人間。 求めて得られず、 求めずして、ある。 あるがまま、ある。 あるがままが、ありがたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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