カテゴリ:ありのままに
こちらの岸から向こうの岸へ、
渡りたいのに、渡れない。 大きな濁流が、 行く手をさえぎる。 でも、どうしても、 渡りたいのであれば、 なんとしてでも、 渡るであろう。 身を汚したくなくても、 濁流に身を浸すしかない。 冷たくても、 いかに急流でも。 でも、飛び込んでみよう。 渡し舟がなければ、 手作りのいかだを作る。 が、いかだは、その流れのままに、 どこに流れ着くかはわからない。 でも、漕ぎ出してみよう。 そして、苦労して、 向こう岸に着いたとき、 そのいかだをどうするだろうか。 まず、いかだから降りなければならない。 いかだを、もって歩くわけにはいかない。 だから、自分を助けてくれたいかだを、 捨てなければならない。 いかだの役目は、 渡らせること。 自分の目的は、 彼岸に渡ること。 どんなに愛着があっても、 手放すことが必要になる。 此岸から彼岸へと。 私は、渡る。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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