記憶の操作と、仲直りのヒント
人は例えば本を読んだ時に、
自分の興味のある事や内容或いは面白いや楽しいなどと思う事を、
頭の中に記憶として残します。
そして自分が興味の無い事や、嫌な事、楽しくも無い事などを、
記憶には残しません。
例えば、一度しか読んだ事の無い本を、試しにもう一度読んでみると、
その当時の自分が読んだ記憶と、
今読んだ記憶のずれを感じる事と思います。
こう書いているのに、これを自分の体験と置き換える方がいます。
これは操作ですね。体験ではなく本の話です。（笑）
今もしあなたが当時より成長してるのであれば、それは顕著に感じます。
それはその当時の自分が受け入れられない事などであり、
その違いに気付くヒントになるかもしれません？
当時とあまり変化されてない方は、気付きにくいかもしれませんけれど？
私の場合シャーリーの「アウトオンアリム」を読み返して、
ストーリーの記憶の違いに驚きました。
シャーリーが「恋をしていた素敵な男性」と、
「アドバイスをしてくれる素敵な男性」の二人がいて、
なんで、「アドバイスをしてくれてる方を好きにならないのだろう？」
と言う風に思っていたのですが、
読み返したら「恋をしている素敵な男性」は不倫の相手で、
かなわぬ恋に夢中になっていたんだなと言う事と、
「アドバイスをしてくれる素敵な男性」は
グル的な存在の方だったんだなと言う事に気付きました。
話はそれましたが、人は記憶をその時の自分に良いように操作します。
なので、文章やメールなどで、
ケンカなどになった際に、もう一度冷静な時に読み返すと、
内容が全然反対な事になったりします。
口頭でのやり取りの場合、音声を録音などしないと無理ですが、
言った。言わない。は証拠に残りませんし、そんな場合は、
大概,怒った方の方の勘違いされた受け取り方が
多くの原因になってる気がします。
なので、時間をおいてから冷静にゆっくりと話をされてみると
良いかもしれません。
その際に気をつける事は、どちらが悪かったか？という事ではなく、
どうすれば、元に戻れるか？を主体に考えられると良いかと思います。
元に戻りたくない方は別のようですが？（笑）
でも
もし文章などが残ってるのであれば、
当時と違った自分を知るヒントになるかもしれません？
機会があればお試しください。（＾－＾）
