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バーニーが葬儀屋さんだったと言う事で、試写会に行ってきました~
この事件「アンビリバボー」でご存じの方もいるかもしれませんが、実話です。 アメリカの葬儀屋さんは皆、専門の学校を出て遺体処置やエンバーミングの技術も習得するらしいので「もしかしたらそんなシーンも観れるかな?」と応募したら当選 ウキウキしながら観に行きました! 「良い場所で観たいな」と入場30分前には着いたのですが既に長蛇の列。 世の中の人って真面目なんだな~と感じました。 それに割りと年配の人の方が多い…昨今のエンディングノートブームで生き死に関係の情報には敏感なのでしょうか? で、予告も無く時間通り本編が始まり冒頭のシーンは バーニーが卒業した葬儀学部で後輩に遺体処置のデモンストレーションをしているシーン 壇上にご遺体が寝ていて、バーニーが流暢に説明しながらご遺体を処置していく。 バーニー「故人はこの世の見納めておこうとするのでどうしても目を開けてしまいます」 上手い事言いますが本当はマブタの皮膚とか神経が委縮してたりするからです。 バーニー「ですがこの場合は瞬間接着剤で目を閉じます」 と眼球よりに直に接着剤を垂らして目を接着させていました。 このシーンの後どこからともなく年配のご婦人が「本当かしら・・・?」とのけげんな声 「本当ですとも」とお伝えしたかったです。 映画ですし遺体処置の技術がどこまで忠実に再現されているかはわかりませんが 日本でも接着剤が使われるのは事実です。 ただし、アロン●ルファなどは乾燥すると白くなるので液体は表面から見える位置につけるとヨロシクない。 でも素材として乾いても白くならない接着剤なのかも・・・? 倫理的にねぇ~確かに接着剤には抵抗ありますよね・・・もし医療用が出たとしても成分は同じでしょうね。 舞台裏は知らない方が良い事もありますよ、後はちゃんと自分の時は目を閉じて死ねるように頑張る感じです。 あとは鼻毛の処置や口には歯の表面をなだらかに表現する為?の薄いマウスピースをいれ 「絶対、歯は見せてはいけません」と言っていました。 あ、でも鼻毛とか爪やすりをした後に必ずそれを「フッ」って 毛とか爪のカスを吹き飛ばすのが「飛沫感染するっ!ありえないっ!!」とおののきました。 町の人のインタビューで 「彼がやるとどんなに醜いバアさんでも立ちどころにキレイになる」と 言われていて、私も人様にこんな風に言われたいと羨ましく観ていました。 一方、葬儀社内でのセールスのシーンでは 葬儀の事前相談に来た老夫婦に 「ご主人が選んだこの棺は市役所から支給される生活保護者や浮浪者用です。 保証書も無いのでウジやモグラにも食べられたり…ご主人は背が高いのでこの棺だと脚を折らなきゃいけなくなる」 と、結構アコギなセールスをしていました。 アメリカは葬儀社は教会での葬儀なので祭壇は作らず、棺で売り上げをあげる 安い棺だと利益出ないのでしょう。 ちなみに高級棺は副葬品を入れる小さな引きだしが棺にふたに組み込まれていました。 葬儀シーンが終わると、バーニーと殺されたマージョリー婦人とのやり取りになって行き 「おくりびと」だった映画がサスペンス?そして法廷ものになって行くのでしたが 結末は、どうする事がベストだったのか?考えさせられる実話でしたね。 私から見ると、町のみんなの人気者のバーニーはどうも親切すぎて胡散臭い。 だけどそんなバーニーが町のみんなは大好きだから 「良い人のバーニーがあんな事するなんて間違いだ」等と彼を援護する。 原理主義者ぽいバーニーの中にも悪魔はいるのだろうが 人は自分に都合の良い物しか信じたくないのかもしれない・・・というお話です。 ジャック・ブラックの小奇麗なのにキモチわるいのと シャーリー・マクレーンの意地悪そうな口角の下がった顔が素晴しかったです 人間ドラマの深めの探索が得意な方にお勧めです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年07月06日 00時27分13秒
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