娘の小学校の校外班（所謂、同じ学校に通う子供を持つ 縦割りの、
組織化されたご近所さん集団）の親睦ランチに抜け出す。
↑事務所と自宅・学校が近ければこそできるワザ。

旗持ち当番、近隣パトロール、夏休みのラジオ体操の当番表等を渡され、
自己紹介後は勝手におしゃべり。

一人のお母さんが『問題教師』について話し出した。
その問題教師に受け持たれた保護者が大挙して校長に直訴したとか・・
去年は4年の担任で、その前は1～2年の担任で、そのひどさには『全員』
激怒して、教育委員会に訴え出たとかなんとか・・
『保護者の願いがようやく叶って、今回転勤させることに成功して
子供達も親たちも全員ほっとしている』とか。

そのお母さんの独断的な物言いに、他のお母さん達も少々辟易しつつ、
へえ～、そんな先生もいるのねぇなんて・・お名前を伺ったら！！
ん？その先生、うちの娘の1～2年の時の担任じゃん。

「え？凄く良い先生で、うちの娘も先生のこと大好きだったよ？？」

しかし、そのお母さん、全く耳をかさず・・
こんなにひどい先生だった。受け持たれた保護者は「みんな」言って
いるからまちがいない！・・の一点張り。

生徒の名前も覚えない？嘘だよ！　通知票は全員同じ内容？大嘘！
親と目も合わせないし、挨拶もしない？　バカ言っちゃいけないよ。

アゲハの幼虫を持っていって、毎日餌の葉っぱを全員分持っていった
娘＆私宛に、生徒全員から「ありがとう作文」を書かせて、持たせて
くれたのも・・全部その先生だよ？？

少なくとも、ここに『もの凄く良い先生だった』って言っている人間が
いるんだから、『みんな』じゃなかろうに？？

お隣に座ったおかあさんにポツリ。
「あ～、先生、お気の毒な目にあってたのねぇ・・」

隣のお母様も小声で「この話だけ聞いたら、そういう人だと思っちゃう
わよね。悪い話ばっかり広がるのは早いから」

こうやって、PTAにつぶされる良い先生も多いんだろうな。