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ひなたまさみとひなたぼっこ

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2005年12月01日
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カテゴリ:サキのあゆみ
みなさん、こんにちは♪
今日も良いお天気ですね☆


昨日は、一睡もしないままの娘を連れて、渋谷へ仕事に行きました。午前中だけだったので、これで睡眠時間がずれるといいな、という思いと、少しでもおひさまを浴びられるように・・・。

「行きたい!」と言いながらもだるそうにトボトボ歩く娘を元気づけようと、駅のホームを歩きながら、

「ねえ、サキ!ママねぇ~、今日すっごい靴下はいてきちゃったんだ♪」

「あのね、これ、まだ誰にも見せたことないんだけど、ママの勝負靴下なんだよ~~!」

・・・実はその時私がはいていたのは、紺色に白い横じまの入った、何の変哲もない靴下。いや、どちらかと言うと人に見せるのは恥ずかしいくらいのダサい靴下でした。サキの興味をひくために咄嗟に思いついただけ。

それなのに、サキが不思議そうに目を光らせたのを見て、つい調子に乗った私は、

「あのね、この靴下を見た人はね~~、その日のうちに絶対にいいことが起こるんだって!

いい?じゃ、いくよ~!

3・2・1・・・

ほらっ♪



その瞬間、

私たちの前を歩いていたサラリーマン風のおじさんと老紳士が、いっせいに振り返って私の足元を見たからビックリ!(爆)

ご、ご、ごめんなさい!
私もすっごく恥ずかしかったです。


おじさんたち、何かいいことあったかな?(笑)

************************

さて、先日、サキの小学校へ行ってきました。

2学期に入って、不登校が続いているサキ。実はサキにはもう学校へ戻る意思はなく、4月から学校法人としてスタートしたLD児などを受け入れる小・中・高一貫の学校への転校を考えています。

これはあくまでもサキ自身の意思を尊重して出した結論。親としては、正直戸惑いました。それまでは高校くらいまでは、公立の学校へ通うだろう、と思っていたので・・・。

ただ、その学校はまだスタートしたばかり。まだ学校が落ち着いていないようで、本当にサキを受け入れてもらえるのかどうか、資料を請求しても、見学を希望しても、なかなかその次に進まず、そこへ通える日を楽しみにしているサキにとっては不安が募るばかり。
「自分の行くところがない」ということが、一度戻った睡眠のリズムがまた狂ってしまった一因になっているようでもあります。

サキの担任の先生は、ベテランの女性。サキのLDは程度が軽く、学校へ通えない原因は睡眠障害と、長く休んでしまったため通いづらくなっているのでは?という見解。子供が好きで、サキのこともとても心配してくださり、病欠が続いた時も、久しぶりに学校へ行くと涙を浮かべながら抱きしめて迎え入れてくださるような先生。

そんな先生がサキが学校へ戻ることを心待ちにしてくださっていることもわかるし、サキの学校へは行きたくない気持ちもわかる。両者の間に立つ私は、先生にどう伝えたら良いのか、とても困っていました。

一方、長く不登校が続くと、子供を通じてそれを知った周囲で、少しずつ噂も立ち始めているようす。スーパーや学校で会うお母さんたちに、声をかけられることが多くなってきました。

「サキちゃん、学校行ってないんだって?」

そして、次に必ず聞かれるのが、

「(原因は)先生?」

確かに・・・。
私だって「不登校」と聞いて真っ先に考えるのは「いじめ」「担任の先生(との相性)」だと思うから。でも「いじめ?」とは聞きにくいらしく、みんな「先生?」になるのでしょう。私はその度に「そうじゃないよ」と、答えるものの、私はなんだか担任の先生に申し訳ないような気がしていました。

そんな矢先に、校長先生と担任の先生、そして私の3人で話し合いをすることになり、いよいよ来る時が来た!と、ドキドキしながら学校へ行ったのですが・・・

何と!?

3者面談ではなく、

校長、教頭、担任、スクールカウンセラー、そして私の5者面談になったのでした!(汗)

私は、もう覚悟を決めて、正直にすべてを話すことにしました。

学校の先生たちを前に、
「娘はもうこの学校へは通いたくないから、他の学校へ移ることを考えています」と宣言することは、本当に勇気が要りました。

でも、サキは先生やお友だちに不満があるわけではなく、「学校の在り方」そのものに窮屈さを感じ、通えないのだ、ということが根底にあったので、話した上で、先生方からも力を貸していただくしかない、と思ったのです。

LDのことから、サキの感じる疑問、睡眠のリズム、毎日の生活、私の仕事、、、すべてを話しました。

「ママ、一年の最後になると、毎年必ず一年間のまとめの漢字テストがあるでしょ?サキはいつも20点くらいしか取れないじゃん。そうすると、間違えた漢字を5回ずつ、とか10回ずつ練習するのが宿題になるんだよ。サキはいっぱい間違えるから、いっぱい書かなくちゃいけないのが、まず大変なの。

そして、もしも練習が足りないから覚えていない人は、その宿題(練習)をしたあと同じテストをすると、前より点が良くなるでしょ?でもサキはどんなに一生懸命練習しても、また同じテストをしたら、同じくらいの点しか取れなくて、いつも“自分はバカなんだ”って悲しくなるの」


そもそも睡眠障害のきっかけになった「運動会が嫌い」というのも「体育が苦手」なことが一因のようですが、空間認知ができにくいという検査結果が出るまでは、「注意不足」「運動音痴」だと思っていました。サキは今でも車に乗ってドアを閉めるとき、自分の足を挟むことがよくあるのです。「距離が測れない」から、とび箱も、縄飛びも、ボール運動も、うまくいかなかった・・・。

いつしかサキにとって学校は、
自分がいかに出来ない、ダメな人間か」ということを確認する場所
になってしまっていたのです。

すべてをお話し、親の望みはたった一つ、サキに笑顔で生きて欲しいということだけであること、そのためにサキが進むべき道を一緒に探して欲しい、とお願いしたところ、すべての先生方が、サキの転校を快く賛成してくださいました☆

LDなどにも詳しいスクールカウンセラーの先生から、市の教育相談所を通して、移動教室(不登校児が通う)やプレイセラピーなどへのアドバイスもいただき、次の学校が決まるまで、少しでもサキにとって楽しく通えるところを探すことになりました。

正直、我が子が「不登校」になるとは想像もしていなかったし、こういうことで校長室に相談に行く、なんてことも本当に考えたこともありませんでした。でも、すべてを話せたことで、胸のつかえが取れ、スッキリした気持ちになりました。

最後に先生方が、

「お母さん、頑張りすぎて倒れちゃダメだよ!」

「そうそう、そんな生活じゃ、親の方がまいっちゃうよ。いつでも“もうダメだ~!”って愚痴こぼしに来るんだよ」

「サキちゃんにも、門が開いている時間ならいつでも大歓迎だから、遊びに来ていいよ、って言ってください」


と、たくさん温かいことばをかけてくださったので、緊張が緩んで、「ありがとうございます!」と言いながら、ボロボロ泣いてしまいました。

親が娘の幸せを一番に願うのはあたり前のことですが、校長先生はじめ、その場にいたすべての先生たちが、まるで自分の娘や孫のことを心配するように、私たち親子を見てくださっていることが、本当に嬉しくて・・・。

学校の先生って、もっと怖いのかと思っていました(笑)
ここは田舎の学校だからかな?
でも、本当に嬉しかったんです♪
先生方、ありがとうございました☆


先生方のアドバイスにより、2日前からのサキと私の睡眠リズムをノートにつけ始めました。

ひなたまさみ






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最終更新日  2005年12月01日 12時24分07秒
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