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テーマ:子供の病気(2172)
カテゴリ:ヒデキのあゆみ
2日前の夜中。
「いたぁああああ~~い!!! 頭が… 頭が割れるぅうううう!!!」 突然、息子ヒデキ(小3)が号泣。 その様子から、かなりの頭痛に襲われていることがわかります。 「ちょっと、だ、だいじょうぶ? (じゃなそうだけど、一応ね…)」 慌てて熱を計ってみると、36.3℃。(熱はないな) それにしても尋常ではない泣き方です。 こういうとき、救急病院へ行くかどうか、迷いますね。 何といっても頭ですから…。 (ん?まてよ…) 何年か前に一度、娘のサキ(小6)も同じように激しい頭痛に襲われ、夜間の救急病院へ行ったことがありました。そこでは重大な脳の病気でないかどうかのチェックを済ませると、あとは鎮痛剤を出すしかない、ということでした。 しかも、子どもの鎮痛剤というのはそんなに強くないので、痛みがすべて消えることはない、という説明。 そのときのことを思い出しながら、指を追わせるチェックをした私は、とりあえず常備薬の鎮痛剤を飲ませて翌日まで様子を見ることに。 咳も出ているし、てっきり風邪をひいたのだと思った私は、翌日かかりつけの内科へ連れて行きました。 「ああ、喉の奥まで膿が落ちてきていますね。 これは副鼻腔炎です」 「副鼻腔炎、ですか?」 サキ(小6)がよくかかる鼻の病気です。 鼻水と激しい頭痛に苦しんでいます。 「ああ、だから昨夜あんなに頭が痛かったんですね」 ヒデキは鼻水がほとんど出ていなかったので、まさか鼻の病気だとは思いませんでした。 (これまで耳鼻科のお世話になったことはありません) 気管支炎も起こしていたので咳がひどく、今日も学校を欠席したヒデキ。 サキもいつもの副鼻腔炎の症状が出ていたので、今日は2人を連れて耳鼻科へ…。 町で人気の耳鼻科。待合室には人が溢れています。 名前を呼ばれるまでの2時間の間、持って行った本を2人に読みながら待ちました。 やがて名前を呼ばれ、3つの診察室の前の長いベンチに腰かけると、2歳の可愛い男の子がお母さんと座っていました。ヒデキもサキもその子のしぐさが可愛くてニコニコ笑いながら見ていたのですが、その子が診察室へ入ったとたん、 「ギャアアアアア~~~~~!!!!」 と、ものすごい勢いで泣き始めたからたまりません。 ヒデキはすかさず席を立ち、診察室のドアから中の様子を伺います。 「イタイよぉおおお~~~!!!」 青ざめたヒデキは、私のもとへ戻り、 「ママ、オレ、あっちの部屋(診察室)でいいから」 「あはは♪それは自分で決められないんだよ。呼ばれたところへ入るんだから」 横からサキも、 「そうだよ。あの子は小さいから泣いちゃってるだけだよ。 それに、病気が一緒とは限らないんだから、やることも違うでしょ!」 診察室から出てきた男の子は、既に泣き疲れてグッタリしています。 看護士さんが出てきて、お母さんに 「まだしばらくは痛みがひどいと思います…」 と説明しているのが聞こえると、 「あ~あ、やっぱりオレ、行きたくないな」 とヒデキ。 「ひなたサキさん、ヒデキさん」 呼ばれたのは、ヒデキが行きたくなかった、あの男の子の診察室。 「さっ、ちゃんと診てもらおうね♪」 先生はヒデキの鼻の中を見たとたん、 「お~~っ!これはすごいことになっていますね! うわっ、ほんとにすごいわ~~!」 (ものすごく膿がたまっている、という意味です。念のため) 「お母さん、これはね~、蓄膿になってますよ」 「ち、蓄膿症ですか!? (恐ろしいイメージ) あの、それは、副鼻腔炎とは違うんですか?」 「副鼻腔炎のもっと上だよ! もっとすごいの!」 青ざめる私。 不安な眼差しでヒデキを見ると、 なぜかにんまり笑っているヒデキ 私の方を振り返り、 「やったね♪ オレ、”すごい”んだしな~」 いや、そうじゃないんだってばー どうやらヒデキは、先生の「すごい」や「もっと上」ということばを聞きながら、てっきり自分が褒められていると思ったようです(笑)。 勘違いしてすっかりご満悦のヒデキの鼻の穴に、(恐らく鼻水や膿を吸い取るための)長い金属が容赦なく入れられます。 「うう~~~っ!!!」 (泣きたいけど、一応我慢している様子) 続いていろんなものが次から次へと鼻の穴に差し込まれ、終わったときには涙目のヒデキ。 さすがのサキもビビリ気味。 「さ、次はお姉ちゃんだね。 ああ~~、お姉ちゃんはひどいアレルギーだね。 でもお姉ちゃんだから、頑張ろう!」 (あちゃ~~!) 「お姉ちゃんだから」 「頑張ろう」 先生はそうとは知らず、サキの嫌いなことばを2連発もしていました。 慌てた私は思わず… 「そう、お姉ちゃんだからねっ」 (し、しまった!) 帰りがけ、サキがボソリと言いました。 「あの先生もどうかと思うけど… ママもさぁ~、 ドサクサに紛れて ”お姉ちゃんだから”って、言ってたよね~?」 「ははは! あれね、つい… いやほんと、ごめんね~」 …しばらく2人とも通院です。 お陰さまで、サキもヒデキも明日は何とか学校へ行けそうです。 はぁ~っ、それより次回は恐怖の「アレルギー検査」です。 (そんなもん、しなくても「ハウスダスト」に決まってる!) 教訓:もしもお子さんが突然ひどい頭痛を訴えたら… 一応、鼻の病気(副鼻腔炎)も疑ってみてくださいね。 【100000アクセスありがとう】 壮絶なバトルの末?(笑)、見事100000Hitをゲットしてくださったのは… ミレディさんでした!(ありがとう) そして、99999Hitは、タイガー&乙姫さん、100001Hitがゲストさんで不明ですが、もし心当たりの方がいらしたら、ぜひ連絡をくださいね♪ ささやかですが、私たち親子からの贈りものをさせていただきたいと思います♪ (ごめんなさい、まだ考え中です!) みなさんのおかげで、こんな数字に到達いたしました。 本当にありがとうございました これからも、気長に続けていきたいと思っています。 拙いブログですが、お付き合いくださると嬉しいです ひなたまさみ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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