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テーマ:小学生ママの日記(28634)
カテゴリ:ヒデキのあゆみ
みなさん、おはようございます
昨夜は更新できなくてごめんなさい さて、昨日の続きの「学級懇談会」の報告です。 息子ヒデキ(小3)のクラスは学級崩壊から担任交代というプロセスがあり、それまでのお母さん先生からピカピカの新卒お兄さん先生になってようやくクラスの中が落ち着いてきたところ。 (とっても素敵な先生です☆) これまで懇談会への保護者の出席が多かったので、今回も私は残って参加したのですが、意外と残っている保護者は少なかったです。(10名程度) まずは先生から、最近のクラスの様子や今後の予定、来年度の行事などの説明があり、(先生のお話を聞いて終わるのかな?)と思っていたところ、いきなり保護者が一人ずつ発言することになりました。 「この一年でお子さんができるようになったことは何ですか?」 という先生からの質問に対し、なんと一人1つずつ順番に答えることになったのです! (えっ!?ヒデキができるようになったこと?) 私は慌てて頭の中で考えてみます。 ・玄関の靴を揃えるようになった。 ・柔道のキャンプで一人でお泊りをしてきた。 ・月や星の美しさを感じるようになった。 ・動物や赤ちゃんに対する愛情が生まれた。 ・高学年の子たちとドッジボールで対決する勇気ができて、学年を越えてのお友だちが増えた。 ・近所のお店のことから政治のことまで、興味がグングン広がった。 ・大きな夢を持てた。(柔道でオリンピックに行き、金メダルを取る) ・一人で(お友だちと)電車に乗ってテニスに通えるようになった。 ・勉強(テスト前や宿題だけですが)にも真剣に取り組むようになった。 …少し考えただけで、次から次へと頭に浮かんできてしまい、とてもじゃないけど1つになんてまとまりません。 (みんなはどんなことを話すのかな?) 他の保護者の人たちの話を聞いてみると、 「うちの娘は料理ができるようになりました」 (すっごーい!ヒデキも”食べる量”だけは自慢できるんだけどなぁ…) 「うちの息子はかなり長い物語の本を読めるようになって、図書カードの数が学年で一番になりました」 (へ?図書カードなんてあったの?ちょっとヒデキ、たまには借りてきてよ~!笑) 「パソコンが使えるようになりました」 (おおっ☆そっか、うちは私と娘で占領しちゃってるからね~) 中には、 「できるようになったことをいくら考えても思い浮かばなくて… できなくなったことならいくつもあるんですが… 例えばカバンの中にプリントをグシャグシャに詰め込んで帰ってくる、とか…」 なんて言い出すお母さんまで…。 (あはは♪わかる、わかる。そりゃ、うちも確かにそうだわ!) さんざん迷った挙句、私はこんな話をしました。 「スポーツが大好きなうちの息子は、ドッジボール大会などではいつでもリーダーになりたがるタイプです。 でも、あるとき家に帰ってきて、 ”今度のポートボール大会、オレがリーダーじゃないから” と、言ったことがありました。 ”珍しいね。リーダーやりたくなかったの?” と尋ねると、 ”やりたかったんだけど、チームの名前にピッタリのあだ名の子がいて、みんながその子がいいって言ったの” と言うのです。そういうとき、息子が簡単に譲らないのを知っていた私が、 ”へぇ?ヒデキもそれで良かったの?” と聞いてみたら、 ”だって、みんなが盛り上がっているのに、そこでオレが!オレが!って言うのも…アレじゃん? いいんだよ。それより「みんなで楽しくやる」っていう方が大事だからさっ” という答えが返ってきて、本当にビックリしました。 ほんの短い会話でしたが、その場の空気を読む、っていうか、周りの人たちの気持ちを感じながら、ときには自分を抑えることができるようになった、というのは、これまでの息子からするとすいぶん成長したんだなぁ~っていう気がしました。」 最後に先生が、その話を受けてか、 「確かにさきほどのお話もあったように、周囲の人たちにも気を配りながら行動が取れる”協調性”が育ち始めている子どもたちがいます」 というお話をしてくださったのですが、 (専門用語になると”協調性”になるのか~!?) と、ちょっとピックリした私。 ”協調性”なんて、そんな立派なものだという意識はしていなかったのです。 しかも、そのヒデキのことばを聞いたとき、実は私、100%嬉しかったわけじゃないんです。 確かに「和」を尊ぶ日本人としては、みんなと歩調を合わせたり、ときには我慢することも必要でしょう。 この日本の社会で生きていくためには、特に大切なことなのかもしれません。 でもね、うまく言えないんですけど、親としてはちょっぴり”寂しい”ような複雑な想いだったのも、ほんとのことなんです いつも「リーダーになりたい!」って、 「オレがやりたい!」って必死だったヒデキだったから、 (なんだかヒデキらしくないなぁ~) っていう気がしちゃったんですね。 でも、後日その大会に行ってみて、実際にヒデキが試合をしている姿を見たときに気づいたのです。 ヒデキは本当にリーダーの子と一緒にチーム全体を盛り上げながら、とっても真剣に、そしてピカピカの顔で戦っていました。 「オレがやりたい!」と溢れるエネルギーは、そのままポートボールの試合で発揮されていたのです。 決してヒデキのエネルギー自体が萎んだわけじゃなく、そのエネルギーを使うべきところがわかるようになった、ということだったんですね。 (なんだ、やっぱりヒデキはヒデキじゃん♪) そのとき初めて、 これもヒデキの”小さなひとつの卒業(=成長)”だったんだ と納得した私でした。 主体性とか協調性とか、文字にすると難しくなってしまうような気がしますが、私は、 主体性というのは「自分らしく、のびのびと」 協調性というのは「相手を思いやる、あたたかい気持ち」 だと解釈しています。どちらも大切ですね これからもヒデキらしく、すくすくと成長していってね みなさんのお子さんは、この一年でどんなことができるようになりましたか?よかったらコメントくださいね♪ ひなたまさみ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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