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カテゴリ:サキのあゆみ
みなさん、おはようございます
一日目の東京国際アニメフェアが無事終わりました。 既にヘロヘロで、栄養ドリンクを飲んでいるひなたです。 昨日、朝出かける前に、気になっていたことをすませました。 それは… 仏壇の掃除でした。 娘のサキ(小6)が無事小学校を卒業できたのに、お彼岸なのに、 仏壇をきれいにして、お花を飾って、きちんと報告できていなかったことが、ずっと心の中でひっかかっていたのです。 昨日の朝、ようやく仏壇に落ち着いて手を合わせました 主人の両親、私の父、叔母、祖母…既に天に召された先祖のみなさんに感謝(宗派などはバラバラですが、とりあえずそこは気にせず…) そして、アニメフェアの成功をお願いしちゃいました アニメフェアの会場は、ものすごいことになっていました。 TBS、手塚、ジブリ、小学館…大手企業のブースなんて、もう”ブース”ではありません。 4月から放送される新作アニメの発表や、人気キャラクターの着ぐるみ… まるで、ちょっとしたテーマパークのようです☆ それにひきかえ、うちのブースは… しょぼい です ド素人が間違って紛れ込んでしまった、としか言いようがありません。 昨日と今日はビジネスデーということで、バイヤーという人たちがたくさんいらしていたようですが、私たちのブースになど目もくれない、という感じです。 ガクッ… 周りと比べちゃうと、ついつい気分は凹んでしまいます サキと一緒にこんなボードを作ったり、 こんなことも書いたり、 まるで学園祭の準備をするように、みんなでワクワクしながらやってきたのになぁ~。 サキの親としては、我が子が創作した絵本が素敵なゲームにしてもらえたということだけで、十分幸せもう、それを思うだけで涙が溢れてきます。 でも、ここにこうしていることに、一体どんな意味があるのだろう? なんて、ふと思ったりもしちゃうのです。 そんなとき、以前からセトハル君の才能に惚れこんで応援してくださっている韓国人のひーちゃんが登場! ブースをいかに目立たせるか、早速アドバイスをもらって、みんなで慌てて直します。 ひーちゃんの、 「私たちは商売に来たんじゃない。 ハートを伝えに来たんですよね」 ということばに、 (そーだ!そーだ!) と、目が覚めた私。 「僕は、世界じゅうに感動を届けたいんです」 というセトハル君のことばを聞いたときの気持ちを、ようやく取り戻すことができました。 「よ~~っし!頑張るぞ♪」 21日(水)の夜、一回目のプレゼンテーションで出番のなかった私ですが、 実は…(私だったら何を言おうかな?)って、ちゃんと考えていたのでした。 この作品の原作者は、ほんの12歳の少女、私の娘です。 娘は今、漫画やアニメが大好きですが、幼い頃から絵を描くことが大好きで、毎日絵を描いて育ちました。 去年、娘がある創作童話コンテストで大きな賞を受賞できたとき、私たちは驚きましたが、私たちがもっと驚かされたのは、娘とセトハル君との出会いでした。 まったく偶然に2人が初めて出会ったとき、彼は娘の作品(絵本)を見た瞬間、「かわい~~い!」と叫び、すぐさまそれをゲームにする作業にかかってくれました。 2人の感性が響きあったのでしょう。 そして「世界じゅうに感動を届けたい」という彼の熱い思いが、素晴らしい作品を生み出してくれました。 動く絵本…『メロンパンの一日』。 この作品が、出会ってくださるすべての人々の心に幸せを届けてくれる、と私は確信しています。 なぁ~~んてね そのことを思い出したら、たとえ舞台の上でそれを言えなくても、まだまだ伝えられるチャンスがある、と思いました。 そう、ブースに来てくれる人たちに話せばいいのです。 数あるブースの中から、私たちのブースに興味を持ってもらえるだけでもありがたい。 そんな人たち一人一人に、私はその話をしながらゲームにチャレンジしてもらうことにしたのです。 (あ、もちろんセトハル君のMy Diamond Babyが、世界700万人の人たちからアクセスされているゲームであることも、しっかり付け加えながらね♪) やがて一人のアメリカ人の青年が通りかかったとき、セトママが得意の笑顔で「ハ~イ♪」と声をかけました。 彼はにっこり微笑んで「ハ~イ」と返してくれました (この人なら聞いてくれるかも?) 私は早速、彼のそばへ寄って、 「どうぞ、中をご覧ください」 と言いました。 セーターにジーンズのラフな服装からして、どう見ても”バイヤー”ではなさそうです。でも、その笑顔が優しかったので、私は早速自分のプレゼンを彼に聞いてもらいました。 「へぇ~?12歳の少女が?」 「これは絵本なんですか?」 「これを見た瞬間、ハルオ君が”かわい~~い!”って叫んだんです」 「うん、これは確かに可愛いキャラクターですね。 僕も好きですよ」 「ほんとうですか~?ありがとう」 早速ゲームをしてもらったのですが、画面に出てくる日本語が読めないようです。 慌ててその日本語を翻訳する私。 最後まで食い入るように見てくれた彼をみんなで盛大にお見送り。 「ひなたさん、誰よりも嬉しそうよね~」 と、セトママ。 (そりゃ~、嬉しいですよ!娘の作品を可愛いなんて言ってもらえたら、嬉しいに決まってます♪) 「はい。喰らいついたら離れない”スッポンのひなた”と呼んでください(笑)」 セトママが笑顔で客引き。 私とひーちゃんが接客。 そして、最後はみんなでお見送り。 …なんだか、ちょっと違うお店のようにもなってきて、それもまた楽しくて…(笑) 長かった一日が終わる頃、ちょっと休憩してブースに戻ってみると、 (あれ?この人、さっきの青年だ!) PCの前に座って、セトハル君のMy Diamond Babyに挑戦しているのは、あの私が喰らいついた青年でした。 「あれ?彼、また戻ってきてくれたんですね?」 「ひなたさん、またまた大変よ~!」 セトママの”大変”は、嬉しいサプライズばかりです。 「実は彼、J●P●N TIMESの新聞記者だったの。 それで”メロンパンの一日”が、とても心に残る作品だったからぜひ取材をしたい、って…。 まだ会社と相談してみないとわからないから、連絡先を交換するために戻ってきてくれたんだって!」 (え~~~っ!? 新聞記者なんて、今日来るんだっけ~~???) 本当に取材されるかどうかはわかりません。 でも彼がそうやって戻ってきてくれたことで、サキとセトハル君は、本当に世界の人たちに伝えられる作品を生み出す力を持っているんだ、と私たちも改めて確信することができました。 たった一人のジャーナリストとの出会い。 この小さな出会いが、私たちに大きな勇気と夢を与えてくれました。私たちには、私たちなりの出会いがあるんですね☆ さあ、今日は2日目です。 今夜のパーティーでは、2度目のプレゼンテーションです。 今日はみんなで原稿を考えます。 がんばりますっ♪ 24(土)、25(日)は、一般デーです。 みなさんのお越しを心よりお待ちしています みんな一緒に盛り上げてくださぁ~い♪ (みんな、このお話のモデルとなった”ベーカリーパン屋さん”に借していただいたユニフォームを着ています。 前列中央のとびきりの笑顔は、セトママ。後ろの右側がひーちゃんです) あれ?ヒデキは??? 気がつくと、ユニフォームを脱いで、 こんなことや、 こんなことになっていました。 ヒデキー!しっかり働け~~!(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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