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カテゴリ:サキのあゆみ
みなさん、こんにちは
長くお休みしてしまい、ご心配をおかけしました。 ご訪問、コメントをくださったみなさん、ありがとうございます (これから、また少しずつみなさんのところへも訪問できるようになるといいな) 身の回りで、さまざまなことが一度に起こっています まだなかなか落ち着かない状態ではありますが、私たち親子は何とか元気で過ごしています。 娘のサキ(中1)が、昨日から再び学校へ行き始めました。 しばらく学校へ行けない間に、同じマンションに住む幼なじみのYちゃんと遊んだサキ。 今は通う学校も違うけれど、Yちゃんはいつでも「会うとホッとする親友」なんだそうです。 そういうお友だちがいてくれることは本当にありがたいですね 小学校時代にネイルアーティストになりたかったYちゃんと、美容師になりたかったサキ。 いつも「いつか2人でお店をやりたいね」と語り合っていたそうです。 ファッションデザインやコーディネートにも興味があるサキは、久しぶりにYちゃんと会ってその夢の話で盛り上がったんですね。 「若い女の子がデート前に来て、お店を出るときにはオシャレに変身しているようなお店。 サキは髪型や、ファッション担当でね。 そんなお店がYとできたらいいな」 夢がある、っていいですね サキにはクリエイターのセトハル君の会社でキャラクターデザインをしたり、CGを学んだり、という夢もあるんです。 いくつも夢があるなんて、欲張りみたい? あれもこれも実現するなんて、無理でしょ? う~~ん。 でも、どれも”クリエイティブな仕事”ばかりだね。 サキらしいなぁ。 サキなら、何か新しい形で、ぜ~んぶ叶えちゃうかもね。 「ねぇ、ママ。 サキはね、結婚しないかもしれないよ」 「えっ? どうして?」 「結婚して、お母さんになるのも夢だったけど、サキはお母さんをやりながら自分の好きな仕事もするなんて、そんな器用なことはできないような気がするんだよね」 「へぇ~っ、そんなことを考えてるの?」 私が12歳のときに、そんなこと考えてたっけ? 「だいじょうぶだよ。 やっていくうちに、できることもどんどん広がっていくから。 お母さんになる、っていうのも、なかなかいいもんだよ」 先日、本屋さんで突然一冊の本を買って欲しい、と持ってきた娘。 これまで一度も一人で活字の本など読んだことがありません。 読むのは漫画ばかりでした。 漫画では、てっきり「絵を読んでいる」(文字は読めない)のだと思っていました。 娘が持ってきた本のタイトルを見て、またビックリ。 『NHKにようこそ』 って、あのNHK??? 教育番組ばっかりやってる? 喜んで買ってみたところ、サキは夢中で読み始め、 「ママ、これすっごい面白いよ~! もう100ページまで読んじゃったよ」 (ん?NHKの話がそんなに面白いの?) 「だってそれ、NHKでしょ? 難しくないの?」 「ちょっとママ~、NHKって何の略か知ってるの?」 不敵な笑みのサキ。 「え? NHKは… NHKでしょ?(あれ?何の略だ?)」 「ふふふ♪ あのね~、NHKっていうのは、 ”日本ひきこもり協会” のことだよ」 「あははは!!! なぁ~~んだ! そうなのぉ? それは確かに面白そうだね」 と笑いつつ、 (まさか、そんな本読んで、このまま引きこもりになろうってことじゃないでしょうね) と、ビビる私。 「これね、ちょっとアニメで見たことがあるんだよ。 でもさ、本の方が細かく書いてあるからいいね。 よく漫画がアニメ化されるでしょ?で、原作本もあるじゃない? 漫画とアニメと本の3つを見ると、それぞれの違いがよくわかるし、いっぱい楽しめて面白いんだね」 「へぇ~~~。 そういうものなの?」 …活字を愛する私としては、とにかく娘が活字の世界の面白さに気づいてくれたことが嬉しくて、思わず 「漫画もアニメも、それぞれの良さがあるじゃない?」 ちょっと娘に歩み寄ったりして…(笑)。 昨日は、来月開かれるマンションの自治会主催の納涼祭のポスター用紙をもらって帰った娘。 早速、「ポスターを描く!」と、イラストタイム。 去年まではスイカや花火の絵を描いていたはずなのに、今年は最近お気に入りの深夜アニメのキャラクターを描き始め、 去年まではマジックや色鉛筆で色を塗っていたはずなのに、今年はイラストレーターや漫画家が使うという”コピック”というペンで塗り始め、 「ママーーー、大変! 水色が足りなくなった!!!」 近くのスーパーには売っていないけど、一気に仕上げたい娘の殺気に押され、夕食後コピックを求めてドライブ 「やったーーー! できたよ」 アニメ『らき☆すた』のキャラクターだそうです。 (え~っと、”納涼祭”の絵は?笑) 期末テストは、先生からのアドバイスもあり、みんなと一緒には受けず、「口頭での質問」という形でのテストを受けることになりました。 成績表は、いらないね。 昨日、久しぶりに登校したサキは、担任の先生の 「サキちゃんの目標は”学校へ出て来られる”っていうことにしようね」 という先生のことばに安心したようでした。 支援学級のみんなも、サキの登校をとても喜んでくれたそうで、楽しく過ごせたようでした。 今日も支援学級の子どもたちは「ゆかたの着つけ」を教えてもらえる時間がある、と楽しみに学校へ行きました。 一人の先生のお母さまが着つけの先生らしく、お弟子さんたちを連れて支援学級に指導に来てくださるそうです。 (普通クラスの人数では、なかなかできないことでしょうね。ありがとうございます) これからもサキはきっと、楽しく通ったり、疲れて休んだり、を繰り返すと思います。 でもね、それでいいよ。 せっかく生まれてきたんだもん。 生きていてくれれば。 笑っていてくれれば。 以下は相田みつをさんのことばです。 エンジン あのねぇ 自分に エンジンを かけるのは 自分自身だ からね みつを 今朝、サキがこんなことを言いました。 「ママ、サキって中1にもなっておかしいのかな?」 「え? なにが?」 「あのね、 ママの顔を見るだけで、ほんわかした気持ちになるんだよ」 ほらほら。こういうことを言ってもらえたりするんだもん。お母さんになるのも悪くないでしょ? 私も、そんな娘のことばを聞いて、久しぶりに朝からほんわかした気持ちになりました ひなたまさみ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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