テーマ:ネットでの交流(403)
カテゴリ:ポイントサイト攻略
インターネットの歩き方というタイトルで出版されている本もあります。
その内容は、一度は行きたい隠れた名所アドレス掲載270本、アクセス前の必読トラベル・ガイド。 というようなものであり、こういった類の内容であれば、今やネット関連の複数の雑誌で 幾度となく取り上げられているので、もう語り尽くされたという感があります。 その上、名所などというものはグルメガイドと同じく、 著者の感性や目線により書かれたものであるから、こういったガイドブックを読んだからと言って役に立つ人もいれば又、何の役にも立たない人もいる事でしょう。 私が言いたいのはそんなガイドブック的な「あればまぁ~役に立つかも~」という程度の事ではありません。 インターネットを使うにあたって、そんな事よりも何倍も重要な事があります。 昨今、インターネットユーザーに、広くしきりにアピールされている事、それは ネットコミュニケーションじゃないですか? インターネットが一般の多くの人々にとって身近な存在となってからこっち、 このネットコミュニケーションが大きく喧伝され、とても魅力的な事の様に扱われるようになりました。 インターネットには、さまざまな利用法があり、 これまでコミュニケーションは、そのさまざまな利用法の副産物程度の捉えられ方しかしていなかったのだろうと思われますが、 昨今その概念を根底からくつがえさんばかりに、 コミュニケーションに光が当てられるようになった理由は、そうする事によって ネットのスキルに明るくないライトユーザーが多勢を占める今日では ブログやSNSなどの運営元らが、 それが最も大きな利益を上げられるという法則を、しっかりと見い出したからに他なりません。 ユーザーは、そうったIT経営者の思惑に載せられていると言えます。 いえ、別にだからと言ってコミュニケーションを非難しようと言うのではないのです。 ただネットコミュニケーションという事に関しては、少しばかり個々のユーザーが 冷静に考えてみる必要があると皆様にご提言申し上げたいのです。 リアル社会においては私達は道端で声を掛けられた見ず知らずの人と気軽にすぐ打ち解けて親しく話をする などという事は、まず無いでしょう。 それがTV局の取材であるとか警察の捜査協力要請であるとか、バスツアーでたまたま隣に座り合わせたとかetc・・・何らかの特別な事情でもない限り、 リアル社会での私達は、見ず知らずの人に対して警戒心を持っています。 その警戒心が、匿名性によって相互に守られていると思うインターネットの世界では ひどく浅くなっています。 その状態のままで気軽な気持ちでどんどんとコミュニケーションに突進して行くのは、 いささか浅はかであるのが、何度かネットのコミュニケーションによって痛い目に遭った者にこそ、よーーーーーくわかるのです。 わかるからこそ、私などは、もう、あまり突進という事はしませんが、 その姿勢を、ライトユーザーの方から「慎重過ぎる」「警戒し過ぎ」と難色を示された事もあります。 けれど私とて、手当たり次第に、誰も彼もを警戒しているわけではありません。 何年にも渡ってネットをやってきたからこそ「あ!こういうタイプの人は要注意だな」という 初めから見分けのつく危険信号なタイプの方には極力、自分からは近づかない、心を許さないようにしているというだけです。 「人を見分ける事」・・・それこそが、ガイドブックなんかとは比べ物にならない程に インターネットを自分のプラスの為に使う為には大切な事だと思えるのですよ、私には。 そういった感覚の私から言わせれば「インターネットの歩き方」とは「ネット上の人の有害度・無害度を見分ける方法論と同義語です。 もう丸七年もネットをやって来ましたのである程度、身に付いて来たと思います。 では次回「インターネットの歩き方2」では、 危険な人の特徴について具体的に話してゆきたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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