そのこはペットショップ前に捨てられていました。

後日見に行ったら目がバチっと合い連れ帰りました。
右足はクルッとまるまっています。
左足は内に少々入っていて、真ん中のつめにサイドのつめが
のっています。
それでもよくしゃべる可愛いこです。

それから10年。
いろんな工夫をしながら、過ごしてきました。

昨日そんなこ（オカメインコ　多分ルチノーファロー）
をお迎えしました。

親元さんたちは、いろいろな、尽きない想い出を
話してくれました。

火災報知設備をつけたとき、『なんだこれは？』と
じ～ぃっと見ていたこと。
じゃがりこを食べていると、
気になって飛んできたこと。
夫の指でカキカキされるのが好きなこと。
前晩、盛大にお別れ会をしたこと…。

10年の想いがたくさん詰まったお話でした。

よく考えぬかれたレイアウト。

たくさんたくさんの愛情いっぱいの中で過ごしていたのがよくわかります。

一端どうしても手離さなければ、と決めたのは
どれだけ辛いことだろう…と
安易に想像がつきます。
もし自分ならと思うと、胸が張り裂けんばかりです。

10年の想いを僕は引き継ぐ事ができるのだろうか…。

喉元まで出かかった
「今回はなかったことに…。」
でも思い止どまりました。
こんな僕でも
預けてくれようと思ってくれてる。
そう思ったから。
応えられるよう
やってみよう。
そう決めたし。

とっても素敵なお手紙を頂きました。
昨晩、そのこに読んであげました。
その想い、大切に大切にしたいと思います。


うまくかけないな…。