報道記者に思うこと…
つい先日のこと…日本を席巻している大きなニュースの1つである口蹄疫…。現地の方々のお気持ち、お察しします。牛や豚たちのことも本当に気の毒でなりません。早く、本当に早く沈静化してほしいと切に願うばかりです。そんな折り、なんで記者はあんなのがいてるのでしょうか?某知事に「初動がおそかったのではないですか?」や「対応の遅れはどうお考えですか?」など、なぜこんな時に聞くのだろう…?正義や国民の意思だとでも思っているのだろうか?別に肩を持つつもりはないけど、今それを聞いてどうするつもりなんだろうか?今そこにいてる当事者と呼ばれる方々は、手を抜いているとでも言いたいのか?目を赤くして、腫らして、記者会見をしている時間も惜しいと思っている人や心配や不安に駆られている方たちに向かってなんという言いぐさ…。ヘキヘキします。「私は○○という手を打つのがいいと思うが、どう思いますか?」「ここにいる私たちに何ができるか教えてください。」「私たちは味方です」ぐらいのことはいえないのか?政治家の動きの鈍さや、誰が悪いのか…なんかは、事態が収まってから、きっちり突きつければいいことで、今は、どう対応していくかといったことを政党や住んでいる場所の違いの垣根を越えて取り組んで行くべきではないのか。悪いが、記者の皆さんは、口蹄疫の一報のとき、そこまで取材しましたか?発生直後に責任のある某大臣が外国遊説に行ったとき、きちんと詰めましたか?今あるような大きな報道にはならなかったでしょ?その時の記者の皆さんの責任は?どう答えますか?記者は正義ではありません。貴方の意見は、この期に及んでは、ある意味どうでもいいことです。正直、映し出される牛や豚たちの映像はつらいです。早く沈静化してくれることを願うばかりです。