カテゴリ:散歩
昨日、乱歩展の後、プロジェクトX21展を見に行きました。
戦後の高度成長期に、画期的な事業に立ち向かった無名の日本人たちの物語。 毎週、日本のおとーさんたちの胸を熱くしているNHKの番組で、 取り上げられた製品・道具たちの実物が展示されています。 かくいううちの父も、ど真ん中直球にくるらしくて、毎週見ています。 わたしはほとんど見たことがないのですが、チケットがあったので見に行きました。 会場は東京ドームプリズムホール。 駅を降りると、コンサートに向かう大勢の波に巻き込まれて進めません。 接点がなくてよく分かりませんが、氷室○介のらしい。 遠回りして会場に着くと、入口でいきなり中島みゆき「地上の星」が大音量でかかっています。 番組内で取り上げたプロジェクトのうち、モノづくりを中心に46件が展示されています。 世界初の液晶電卓、カールルイスの靴、自動炊飯器。 こういうモノは、現物が展示されてあって納得。 えりも岬緑化計画のブースは、昆布が置いてあり、 ヤマト運輸の宅急便ネットワークのブースは、最初のクロネコの看板。 モノじゃないところはネタに困ったんでしょうか。 客層は、やっぱりひとりで食い入るように見つめているおとーさんが多い。 人気のところは、車やバイクの乗り物系。 トヨペットクラウンなんかは、手すりからこどものように身を乗り出している。 意外に若いカップルなんかもいて、男性のほうがウンチクを垂れているのを女性が聞いている。 母子連れは、母が子に説明している。 わたし個人的には、番組を見ていない分、開発苦労話を新鮮に楽しめました。 行き詰ったときには、発想の転換が必要なのですね。 ヒントは身近なところに転がっていたりする。 モノを作れる人は、単純にすごいなあ、と思えます。 展示ゾーン1を出ると、最新技術の製品を各メーカーが展示しています。 電解水技術の洗濯機や、顔認識システム。 3D液晶ドライビングゲームのブースは、こどもに大人気。 現場監督シミュレーションのブースは、オトナが嬉々として黄色いヘルメットを被っています。 夏休みのオトナとこどもの科学見学、でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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