カテゴリ:音楽
高田渡ライブ@高井戸地域区民センターに行きました。
なんと、先着300名無料のコンサートです。 以下「広報すぎなみ」より抜粋。 ----------------------------------------------------- 「時代を超えたフォークシンガー高田渡コンサート」 1960年代後半から社会派フォークシンガーとして活躍し、 最近特に再評価されている「伝説の人・高田渡」が贈るコンサートです。 曲目=「鉱夫の祈り」「自転車に乗って」「リンゴの花咲く町」ほか 出演=高田渡とその仲間たち ----------------------------------------------------- 開場の30分前に行くと、すでに長蛇の列が出来ていました。 客層はオトナ世代と若者半々くらい。 会場は、区民センター内の中学校の体育館のようなところでした。 手作り感溢れる仕切りです。 わりと前のほうの席に座って開始を待ちました。 すると、前説で出てきた関西弁のおじさんが、 よくみると春一番の仕掛人、福岡風太さんでした。 お体を心配してたので、姿が見えてうれしい。 わざわざこの日のために関西からいらしたのでしょうか。 先に書いておくと、わたしは今日、ライブ専用メガネを忘れました。 それでもって、撮影OKなのにカメラの電池が切れました。 前座で、アフリカっぽい民族楽器の演奏が15分ほどあったんですが、 よく見えなくてなんだか分かりませんでした。 その後に、スーツを着た区民センター長が、上記の広報のような説明と挨拶。 本人を目の前に伝説、って言ってるので会場から笑いが漏れました。 そしていよいよ高田渡さんが登場。 「その仲間たち」1は佐久間順平さんでした。 風太さんがかいがいしく世話を焼きます。 --- 【曲目】 仕事探し スキンシップブルース ハッピーニューイヤーブルース 秋の夜の会話 コーヒーブルース 朝日楼 アイスクリーム 鮪に鰯 あきらめ節 しらみの歌 魚釣りブルース --- 「その仲間たち」2の佐藤GWAN博さん登場、渡さんは楽屋へ。 1曲目曲名不明 青空 ブスのブルース たんぽぽのお酒 ほんの小さな歌 --- 再び渡さん登場。 鎮静剤 ひまわり トンネルの歌 相子 酒が飲みたい夜は ブラザー軒 風 夕暮れ 生活の柄 くつが一足あったなら --- 2時間、充実のライブでした。 渡さんは、あんまりしゃべってないからなかなか時間が進まないよ、とボヤきながらたくさん歌ってくれました。 佐久間順平さんは、ギターにバイオリン、マンドリンと自在に楽器をあやつってサポート。 以下、渡さん節で読んでくださいませ、本人による曲解説です。 告知にあった曲は1曲も歌わなかったんですけどね。 昼間っからこの歌を歌うんですよ、といいつつ「スキンシップブルース」。 「コーヒーブルース」では、お店で出されたコーヒーに、 店員の目を盗んで近くに置いてあった焼酎を注いだ話を披露。 20歳の頃は、コーヒーばかり飲んで酒なんか飲まなかったけど今はね・・・、だそうです。 ある番組で「あさひさくら」と紹介されてしまった「朝日楼」。 「ソフトクリーム」とリクエストが入った「アイスクリーム」。 日本人の気質をよく表したという「あきらめ節」。 「しらみの歌」では、歌いだしてから途中でやめて、 一番前の席の人に、一緒に歌うような歌じゃないから、って注意。 会場静かにウケる。 佐藤GWAN博さんは、渡も休まなきゃいけないからね、といいつつ5曲。 100人に一人は興味持ってくれるかなと思って、CD3枚持ってきたそうです。 「ブスのブルース」は桃井かおりさんのために作ったそうな。 NHKではたったひとつの言葉がひっかかって歌えなくなる、と話してから次の「相子」へ。 最近養命酒のCMで歌っている渡さんですが、 大量の養命酒が送られてきたけど、全く飲まないらしい。 でも、「養命酒の原料」の焼酎一斗樽が送られてきたのはすごく嬉しかったそうな。 おーい、買ってきて、って言わなきゃならないところを、 玄関に置いといて蛇口をひねればいいからね、と本当に嬉しそうにニッコリ。 そして、「酒が飲みたい夜は」。 最近の仙台「ブラザー軒」は、大きなビルになってしまって違うので、 誘われたけど行かないそうです。 順平さんが弾くヴァイオリンの美しい音に載せて歌う、渡さんの「夕暮れ」はとてもよかった。 渡さんの1年のスケジュールは、ライブと入院の合間にいせやだそうです。 でも、年末ジャンボを買ってこんな仕事はもうやめる、とひとくさり。 死んだら葬式はせず、釜を持ってるお兄さんのところで1200度で焼いてもらって終わりがいいそうです。 最近、焼き鳥屋で見ないね、と言われるけど誰も行方を知らない。 そして、「生活の柄」を歌うのでした。 いちいち引っ込むのがいやだから、と言って、 3人揃ってラストの「くつが一足あったなら」でライブは終了。 外へ出ると、ちょうど夕暮れ時になっていました。 今日は、真っ赤な夕陽が出ていました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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