ひねもす日記

さてもさても。


Ａが学校の課題で書いたらしき手紙が、机に放り出されていたので
読んだら。



『初めてお手紙を差し上げます
　ぼくは、◯◯小学校５年◯組の◯◯Ａです。

　昨日あまったケーキをくださってくれたのでお手紙を書きます。

　弟や妹が楽しそうにケーキを食べていました。
　
　おいしかったので、また食べたいです。

　ぼくが一番心に残った事は、朝に「おはよう」と声をかけてくれて
　うれしいと思います。

　暑い時、寒い時、いつもあいさつをよろしくお願いします。

　2009年5月11日　◯◯小学校５年◯組　▲▲▲様より』



…母親として。

大爆笑


いやー、正直、文章の書けへん子だとは思ってたけど、ここまでとは！
もう、ツッコミどころが満載でなんとも言えない。

そもそも、▲▲▲様よりって宛名がなんで、『より』なのか。

しかも、この▲▲▲さんはお隣のおじさんで、Ａの事はよく知っておられるし
クラスも知ってる。
なのに、Ａは▲▲▲さんの字、間違ってるし！（ヒーヒー・泣き笑い）


ああ、そういや、先日の家庭訪問で先生が

「尊敬語や丁寧語を使った“お礼の手紙を書こう”という授業をしていますが、
　もうこれがどの子も大変でして…」

って、話しておられたけどコレの事かあ。　そりゃ、先生も大変だなあ。
本人（子ども）を目の前にして、吹き出さずにコレ添削するんやもんなあ。



と、本人のいないとこでゲラゲラ笑って、お終いにした。


つもりだったんだけど。




…ついさっき、洗濯物を取り込みにベランダへあがったら、お隣のおばさんと
遭遇。

先日、お孫さんが誕生日で来られて、その時にケーキがダブったとかで
お裾分けを頂いたのね。
（コレがＡの書いていた“あまったケーキ”）

そのお礼を改めて言いながら、お孫さんの話を聞いていたら。。。


「ああ、そうそう。Ａくんからもお礼の手紙をもらって、ありがとうねえ。
　うちのお父さん、えらく喜んでねえ。
　大事にひきだしにしまってはったわー」。



…なんですと？

あの手紙を？渡したんですか？うちの息子！Σ(ﾟДﾟll)
ありえへんヒィィッ(ﾟﾛﾟﾉ)ﾉ


…背中に流れる変な汗。
なんつー授業や！勘弁して下さい！先生！





とりあえず、その後帰ってきたＡに事情聴取。

けっか、先生に赤ペンを入れられて、訂正してもらったものを清書して
渡した事が判明。
（寿命がちょっと削れたわ）
でも、名前の間違いはもちろん先生の及ぶとこに非ず、そのまま渡された事も
判明。
（近所つきあいってものもあるのにぃ）


なんというか。

こういう授業のときは、ひと声欲しいです先生。

今日一日で、顔が赤くなったり青くなったりしましたよ。ええ。







どっとはらいー