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カテゴリ:ひねもす過去
さてもさても。
見たよ見たよ~「MR.BRAIN」。 特にキムタク好きでなくとも、これは観るだろう?という豪華ドラマ。 豪華と言ってもかつての「華麗なる一族」の豪華さとはまた違った 豪華。 俳優陣はもちろん、セットも、物語もこれでもか!というてんこもりな 豪華さ。 料理に例えたら、神田川先生が「料理の鉄人」に弟子と共に乗り込んできて、 トリュフやフォワグラに金粉まき散らして、大根の尻尾でお品書きを書いて、 対する道場先生に 「どやっ!」と言ってるような豪華さ。 もう全然わかんない喩えになっちゃってるけども。 科研警という聞き慣れない職場と、今流行りの脳科学。 (でもなんかスゴそう!食べたことないトリュフの塊みたいに) どの人が主役でも、「あ、ちょっと観てみたい~」と思わされる俳優陣。 (もちろん、バナナマンは外してね) だってさぁ、團十郎の息子と猿之助の息子がにらみ合って立ってたりすんですよ! スゴくないっ!? しかも海老ちゃんも照ちゃんもこの先まだまだ楽しませてくれるという伏線。 スゴくないっ!? (シツコイ) 初回始まってすぐに大爆発、意外な犯人はユースケサンタマリア。 惜しげもなく、パアッと捕まえちゃった。 実はこれも、仕掛けのひとつなのかも。 このドラマ中で語られる「脳がだまされる」ように。 警察(身内)の中から犯罪者ってパターンを出して、海老ちゃんに怪しい 行動をさせたら…って感じ。 でも、ちょっと考えたら100分で同じパターンはないよねえ。 っていうか、海老ちゃんの使い捨てはわたしが許さん。 (あの骨格はスンバラシイ!) そんな贅沢なこのドラマ、観てる間「ハラハラどきどき」。 ストーリーが、じゃなくて。 余計なお世話だけども、こんな豪華なドラマがこけちゃったらどうすんだろうか?と。 ほんとにほんとに、余計なお世話なんだけど、あまりにも豪華すぎて かき立てられる不安ってある。ない? わたしはある。 もう、9割勝てる鉄板レースでも、残りの1割が気になる。 それが100円のレースならそうでもないけど、1万だったら。 …この制作費、1万どころじゃないよね?間違いなく。 人のお金の心配をしてどないするんじゃ、と思うけど、カジノでも (行ったことないけど)他人がココイチバンの大勝負を賭けてるのを 観てるような。 ドラマのストーリーよりも、そっちのが大きいので余計1割が気になるぅ。 実際、まだ初回でこれからどんな展開を見せるかわからないんだけども、 もう一個の不安材料が、日本テレビで以前やってた「キイナ~不可能犯罪捜査官~」 がある。 アレはアレで、面白かったんだけど。 けど、なんかわたしの中では最後まで「キイナ」が浮いてた気がして。 その前のフジの深夜の「SP」も。 なんでか。 これ3つとも、脳の特殊能力を扱ってるんだけども、そのテーマに主人公が うまく板についてないというか。 (キムタクは事故にあって、なんか賢くなっちゃってるらしい役。アルジャーノン?) 大丈夫か?とまたおばちゃんはヤキモキ。 特殊な能力よりも、セットよりも、派手な謎よりも人間ドラマだと 思うんだけどなあ。 だって、「古畑任三郎」だって「踊る大捜査線」だって「相棒」だって、 映画版は派手だけど面白いのは『人間』だったでしょ。 そりゃ、犯人が豪華だったりもしたけど、それだって掛け合いが面白かった わけで。 ああでも、「HIRO」の豪華版だとすれば、大丈夫、かな。 どうかな。どうだろ。誰に聞いてんだか。 ああ、もういっそ、平泉成さんが出てるんだから無理矢理泥くさい 刑事路線も混ぜちゃえっ! 照ちゃんは悪くないけど、科研警を敵視するにはもうちょっと年いって いても良かったんちゃうかなあ、とか。 まだまだ気にして観てしまうだろう「MR.BRAIN」。 …まんまとハマってるわね。なんやかや言いながら。(苦笑) 来週はGacktさんらしいですね。 あんまし好きくないんですけどね。 あたしゃ、高嶋政伸さんのわかりやすーい顔が好きなんで。 (この人も1回ぽっきりだなんて、勿体ないぃ) どっとはらい~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.05.23 22:57:27
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