ひねもす日記

さてもさても。


昨日の続き。


実家父、今回大活躍。　も、これは認めざるをえませんな。



床下を開けてみたらば、の理由は結局、「汚水マス・汚水槽」と
いわれるものの詰まりからくる逆流が原因でした。。。

そう言われてみれば、去年の夏は臭いがあがってきてたし、
冬くらいからは、少し溜めた水を一気に流すと、

ゴボっゴボっゴボっと、音をたてて、
流れていたんでした。

で、暢気なアタクシは

「ヤだわー、パイプが詰まってるのかしらん？」

と、たまにパイプユニッシュ？とか、強力なんちゃらを排水口から
流し込んでたんだけど、今日、汚水マスの実態を見てただただ、仰天。






大変、グロイ話になるので、ココから先は後悔しない人だけ。限定。













大体、洗面台の下のパイプや、台所のパイプを見てもわかるように、
いったん、ぐにゃりと曲がって、水が少したまる構造になってんのね。

それと同じように、外の下水管と、家の配水管の間には一旦、水が
たまる作りがどこのお家にもある。

そうでないと、外の下水管の臭いが直接家に上がってきたりするから。

で、この部分が「汚水マス」。



大変うまく出来てるんだけど、ここ、大抵はお風呂場・洗面所・
台所の排水が合流してできるようになってる。

なので、毎日大量の水が流れるので、そうそう詰まるものでも
ないんだけども、

どんなに太い血管でも、逆に動脈瘤ってのは
　なっちまうものなわけ。


そんな存在、普段気にしていないだけにね、ある日気がついたら
そこはすんごい事になってるわけっすよ。

ええ、ええ、ええ。


石鹸、洗剤と結びついたゴミや、脂肪や、泥や、なんやかやが
ゲロンチョとこびりつき、固まり、浮き、詰まり。

うぎゃああああってなことに。




実家ジジは、たぶんそこが原因と見て、まず汚水マスを探す事から
始めたんだけど、聞かれたわたしは

「ハ？　ナンデスカそれは？」 と。

だって、引っ越してきてから一度も見た事ねーよ。

で、家の周りを捜索隊のように棒で突っつきまくる実ジジ。
金属の蓋を探して、探して、探して…無い。

なんでだ！と今度は家の中。

といっても、探せるのはここだけ。


台所の床下収納庫の更に下。　全部取っ払うと狙いどおり蓋発見。
ブツブツと文句を言う実ジジ。

「なんで、家の中に作るんや？　この家オカシイ」


この言葉の真の恐ろしさが解ったのは、このあと。

「まあ、ええわ」と実ジジが蓋を開けた瞬間。
汚水マスからあふれる汚水。　うげえええ！


叫んでいてもしょうがないので、とりあえず、要らんバケツでくみ出しては
外の下水口に運んで捨てるバケツリレー開始。

狭い床下収納庫口にしゃがんで汲み出す実ジジ。
固まっている汚物を袋に掬い出す実ジジ。（袋一杯取れたよ…orz）


今日ほど実ジジがありがたく見えた事ない
ごめん、でも、本当のことなんだ！


でも本当に大変な作業だった。
もっと、暑くなってれば臭いはもっと凄まじかったかも。

ちなみに画像を見たい人はこちらへ。

これは、わが家の写真ではないけど、汚水マスってのはこうなってますよ、
という写真。
こまめに自分で清掃してる人もいるんだねえ。

気になった人は、自分ちの汚水マスの場所くらいチェックしとくと
イイかもしれない。



おまけに実ジジはこのあと、下水口を開けて見て（これは玄関脇にある
マンホールなんだけど）、案外ココってのは植物の根が這ってたりするのな。
それも、長い棒でかいて除去してくれた。





いつも、実ジジに関してブーたれているけども、今日は心底感謝。

そのまま、お風呂に入ってもらって孫たちと夕飯食べて、今日は
お泊まり。
業者さんに支払うほどの金額ではないけど、アルバイト代を
渡して明日お見送り予定。

はからずも、家庭内お仕事第一号となったけど、今回は本当に
助かったなあ。
（相方は戦力外だし、わたし一人では本当にどうしようもないし）





どっとはらいー