ひねもす日記

さてもさても。


先週の金曜に、Ｂの学年での親子親睦会があった。

“ドンじゃんけん”をやったり、“こおりおに”をやったり、なかなか
盛り上がる親睦会だった。

うちはＣがちょこまか動くので、ほとんど横目で見ながら、参加せず
だったんだけど。




さて、そんな会が終わり、帰りがけ幼稚園から一緒のクラスのｍくんの
お母さんに声をかけられた。
見ると横にあまり見慣れない人がご一緒で。

「ねえねえ、Ｂくん、こちらのお子さんとプールでいつも一緒なんやてー」

と。

聞けば、『水に顔をつけられない子』グループというのがあるらしく、
Ｂと、そのＸサンのお子さんと、もう１人がそのグループなんだそうだ。


はあ、そうですかぁ～それはどうも～。
曖昧に笑いながら会釈したけど、この時すでにわたしの中のSECOMさんが
待機体勢に入ってた。（苦笑）



で、ｍくん母がわたしと親しいらしいと知るや、ぐいっと近寄ってこられて

「あの、私、慣らし保育の時ご一緒だったんですよーうちはそのあと
　違う幼稚園に行ったんですけどね。

　Ｂくん、いっつも泣いてましたよね！？

　お母さんはちょうど下のお子さんが生まれた頃で、お忙しそうで。」


ひねもす警報器作動 （笑）


慣らし保育が一緒だったかもしれんけど、それからもう２年以上はたってるし。

あなたは、よく泣いていたＢと、Ｃを抱えて目がいっちゃってるわたしを
注目して覚えておられるのかもしれないですけどね。

ほぼ初対面に近い状態で、そのご挨拶っておかしかないですか？



なので、
「ああ、そうなんですかぁ。　なんとなく
　お顔を見た事がある気はするんですけど、ええ、そんな“状態”でしたからね。
　思い出せなくってーごめんなさいねぇ」

と、言ったんだけどもうひとつ、通じてないみたいで。

そのまま話しだした。



どうやら、少々心配のあるお子さんのようで、たぶんＢが同じタイプに
見えたらしく、

「うちは上２人が女の子のせいか、ちょっと、女の子っぽいと言うか、
　大人しくて。
　
　ええ、ほら、低学年でもね、乱暴な子っているでしょう？！
　
　そういう子って、この時期から注意してもらわないと心配でしょう？
　そうでないと、これからどんどん難しくなるし。

　うちは大人しいから不安で。」

と、バーーッとこんな感じのことを言われた。



なんだかなあ。

なんで、そんな被害者意識っぽいのかね？
でもって、なんで被害者団体ぽくなろうとしてるのかね？


Ｂはそれなりに楽しく学校に行っていて、ほとんど学校でのことは
楽しかった事や、褒められたことばっかり話すのね。

（注意されたことを言わないってーのも問題だけどな！）

たしかに、やんちゃな子たちはいるだろうけど、まだなんにもトラブルも
ないのにね。


ちょっとウンザリしたので、

「うーん、でも、いつの時代のどこの小学校でも、ジャイアンみたいな
　子どもって居ますよねえ。
　それって、無くせるもんじゃないし、うちの子はたまたまのび太タイプやけど、
　それも治せるもんじゃないですしねえ。
　まあ、ドラえもんが居てくれたらなあーとは思いますけど（笑）。
　特に何かなければ、いいかなーとうちは思てますぅ」

と言って、ｍくんのお母さんと話題を“我が子にドラえもんを！”にズラして
フェードアウトしてきた。



なんかね。

不安なんだろうなーとは思うんだけど、そういう『ナカマ』かどうか
確認もせずに、『～でしょう？！』って同意を求められてもなあ。

同じようなニオイをＢとわたしに感じたのかもしれないけど。

そういうロックオンはありがたくないなあー（苦笑）



とりあえず、こちらは逆ロックオン。

つーか、イエローカードの箱に入れさせて頂きます。


我が子に夢中なせいで、そういう気配りが欠けてるのか。
そういう気配りがないから、周囲が敵に見えるのか。　どっちかなあ？






面倒だからどっちでもいいけど。



どっとはらいー