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カテゴリ:ひねもす・本/映画
さてもさても、2つめ。
購入したのはこないだなんだけど、今日読み直してる。 古本屋が好き。 かぎられたお小遣いで、新刊本なんてそうたくさん買えないから、 味方は古本屋だった。 で、そんな古本屋で買い集めた本のひとつが “山本周五郎作品”。 もちろん新潮文庫で。 行きつけの古本屋は面白くて、マンガを買う時はきっちり代金を請求 するくせに、山本周五郎や文庫の小説を買う時は必ず、1冊分くらい オマケをしてくれた。 「もうこれは、古いからね」といって、一旦外してレジを打って いっしょに袋に入れてくれてた。 あのオッチャン、どないしてはんのかなあ。 そういや、こないだ。 古切手を買いに行ったら、そこの店主らしきジーサンが 「ほい、オマケです。 ココの中から1冊どうぞ」 と言って、文庫本を選ばせてくれた。 どうみても、古本ばっかりだったんだけど、こういう回りものみたい 好きだったりする。(笑) (ちなみに選んだのは円地文子だった) で、先日のこと。 スーパーの前で露天でやる古本屋さんが来ていて。(巡回式だから) ブックオフとは違って、分類もきちんとなってないし、マンガも ないし、ベストセラーって本もない。 そのかわり、オール100円。 思わずフラフラ~と物色してたら、山本周五郎の「花杖記」(新潮文庫)が。 みれば、焼けも少なく、程度は悪くない。栞紐も、たぶん新刊時から あまり動かしてないだろうなあーという形の付き具合。 もしかしたら家にあるかも、とチラと思ったけど購入。 『だって、なんか放っとけなかったんだもん!』 っていうのは、犬猫を拾う時の言葉のようだけども、心境はほぼこれ。 山本周五郎の古本だからこそ、放っとけない。 かといって、ブクオフでもやたら買ってるわけじゃなく、こういう 旅して売られてるのと目が合っちゃったから買ったんだけどもね。 って、本に目はないけど。 あー、もう、自分でもこういうバカバカしい勝手な思い入れが イヤになるんだけど。 でもって、そのせいで古本がやたら多いうちの本棚も イヤになるんだけど。 でも、好きなんだよねえ。古本。 どっとはらいー お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.07.28 22:01:31
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