ひねもす日記

さてもさても。


ほんとは好きなアーティストが亡くなった話はしたくない。
けど、どこかで告白せずにいられないんだよね。
「あなたが好きでした　これからも好きです」って。



相方がその昔、辻仁成さんが好きで、その繋がりで川村かおりさんを
聴き、わたしはそれをテープでもらって。

だから「ZOO」ももちろん好きなんだけど、わたしは高橋研さんが作詞作曲した
歌の方が好き。



ロックなんてのはわたしにはよく解らんけども。
『愛』を臆面もなく歌うロックな人たちは、かっこええなあーと思う。
日常で、「愛がなきゃダメさ　夢がなきゃダメさ」（by見つめていたい）なんて
大声で言ったりなんかしたら、“ひねもすさん、なんかの宗教に入ったらしい”
とか言われるだろうし、“愛ー？”ってクスクス笑われるのがオチだ。

そう、普段の生活で
「愛を！愛を！愛を！」とか言っちゃうと、ものすごーくカッコ悪い。
失笑される。

けど、わたしのカッコええなーと思うロックな人たちは、笑われても、
世界の片隅でも、愛を叫ぶ人たちなんだな。

川村かおりさんも、わたしはそういう人だったと思うわけで。




さて、そんな川村さんのうたう歌の中でわたしの好きな曲は、
「僕たちの国境」「スーベニール」「真っ白な月」。

でも、久々にTVで観た闘病する川村かおりさんは「金色のライオン」が
ピッタリだったように思う。

小さな娘さんがいるので、TVの切り口はがんと闘うお母さん、けなげな娘さん、
というのがどうしても目立ったけど、わたしはカッコイイロックな
川村かおりさんが歌う姿を見れてうれしかった。

どうか「終わりのない夢を　終わりのない歌を」彼女が歌っていますように。





今度の誕生月には、がん検診、行くかなー。
どうにも、怖くて気がすすまなかったんだけども。
こういうメッセージもちゃんと受け取らないとね。




どっとはらいー