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テーマ:暮らしを楽しむ(387700)
カテゴリ:ひねもす食事
さてもさても。
昨日は子たちを実家に預けて、専門学校時代の先生のお家にお邪魔した。 自転車で15分ほどの距離に住んでいながら、なかなかご挨拶にも行けずに 気になっていたので、ようやくお伺いできてホッ。 (だったら早よ行け、と思うんだけどねえ~) 聞けば御年、72歳。(今年で73歳になられる)わたしと一緒に行った 友人たちと同じ干支であることが判明。 「ほなこれからは“ねずみの会”でも作りましょか」と笑った。 さて、そんな先生のお宅に伺う時、電話をしたわたしが気を利かせたつもりで 食事時を外して、なにかお菓子でも買って行きますと言うと、 「なーにを言ってるんですか! お昼をいっしょに食べましょう。 だからね、12時半頃いらっしゃい!」 と、叱られた。 ああ、いっしょに食事をした方がいいのかなーと思い今度は、先生を含めて 5人になるのだし、けっこう人数も多いから、なにか買っていきましょうか?と言うと、 「私の家にくるのに、どうして何か買ってくるの!? 作りますよ!」 と、また叱られた。 そうして、後日「タイカレーを作りますからね!」という連絡が来て、 “ああ、カレーならみんなで食べやすいし、そんなにご負担かけないだろう” と 思って、昨日。 すいません、先生。 甘く見てました。 先生のパワーを。 タイカレーを食べる前にと出されたあれこれ。 ざっと10種あるお惣菜やおつけもの。 食べながら飲みながら始まる料理教室。(笑)そこで先生、 「メモをとりなさい!」 あー、教室でもよくそう言われてましたねえ。 実はわたしは専攻科が違うので、教室の外から聞いてただけですが。 (あとの3人はこの専攻クラスだったので、よく混じってただけ) 緊張感が戻ったのか、メモをとりだす2人。 もう1人は「どうせ作らないでしょ」と言われて免除(未婚で実家で 生活しているから、ということらしい。でもこの子が一番のお気に入り・笑) わたしはいつもの(誰にでも言うが) 「沢山作ったらクダサイ」(←他力本願) で逃れた。(笑) でも本当に美味しくて、お腹がパンパンになりそうなくらい食べて飲んで 笑って、あっという間に5時間。 懐かしい思い出話(またよく覚えておられるんだ、先生)もいっぱいで 友だちにも久しぶりに会えて、本当に楽しい時間だった。 帰り際には、 「これで道もよく解ったでしょう! また来なさい!」と送り出してもらい、 自転車でご機嫌にこいで帰ってきた。 で。 帰宅して、改めて美しかった先生のお宅と自分の家の惨状を見比べて、 「もっとがんばりましょう」 と、自分で自分に採点したんだった。 ああ、ほんとに。 手作りで美味しく美しいお料理と、きれいで使いやすいお台所。 生活そのものがお手本だったです。先生。 どっとはらいー お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.08.03 10:47:45
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