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カテゴリ:ひねもす・本/映画
さてもさても。
昨夜、久しぶりに宮部みゆき氏の「あやし」を読んで、震え上がって眠った。 以前にも読んだはずやのに、どうにも怖いものは怖い。 ここしばらく本から遠ざかってるので、余計に活字の怖さが身に迫ったのかも、 と思っている。 気まぐれに読んだものをここに残しているけど、最近ネットばかり読んでいて 本を読んでいない気がする。 つい手にとるのはマンガばかり。まあそれはそれで面白いからいいんやけども、 なんかしらサミシイ。 そこで読んだもの(買ったもの・借りたもの)を、思い出して記事にしておこうと思う。 『抜き討ち半九郎』池波正太郎・短編集、外れなく面白かった。実ジジの本棚から もらってきた。 『味覚日乗』辰巳芳子・日本の四季と美しい日常。“乗”の字はそういった日常を 積み重ねる大切さから来ているのだと思う。 …それが一番難しいー。 『ホムンクルス』山本英夫・グロかった。以前にどこかで読んだなー、と思ってた けど、『のぞき屋』の人だったか。 そう思えば、ちょっとワンパターンぽいな。 『Believe』槇村さとる・芸能界のお話なんだけども。 なんかどうにも 不完全燃焼。 思うに、作者にとって不向きな ネタなのではないかと。(←ナマイキ) 一条ゆかり氏の『プライド』の方がいっそ ドロドロしててスッキリする。 『鉄腕アトム・地上最大のロボット』手塚治虫 ・やっぱり神様。 以前にどこで読んだか。 それでも手塚氏が読者の反応や、人気をとても 考えて描いてらしたというお話があった。 こういう姿勢は今の作家さんにもあるのかなあ。 『ブラックジャックによろしく』佐藤秀峰 ・これはみんなどういう風に読んだんだろうか? わたしは青臭い主人公にイラッとさせられるん だけど。 悪者はいない、ただみんなちょっと 信条が違う、諦めている事がある、そう思うん だな。 でも、諦める事はそんなに悪いことか なあ。 『青い花』志村貴子・今一番気になってる作家さん。同性愛ものというと嫌がる 人もいるかも、なので一応そういう類いであると書いて おくけど、だからといって面白くないわけじゃない。 うーん、でも面白い!と大笑いするものではないし。 吉田秋生氏の「桜の園」より可愛らしく、 久美沙織氏の「丘の家のミッキー」よりナマっぽい、かなあ? 『ピーテル・ブリューゲル画集』・画集となっているけど、解説が細かで面白かった。 ちなみにこのブリューゲルは“父ブリューゲル”。 息子たちも画家なので、わたしは昔混同してた。 『もやしもん/8』石川雅之・今回は地ビールのお話が中心。読みながら、あー ビールとウインナー!と思た。 『バーテンダー』城アラキ/長友健篩・これは相方が借りてきた。お酒を飲まへん 人なのに、こういうマンガが好きなんだねえ。 曰く、「お酒とか、料理でむりやり問題解決 するのが面白い」とか。 なるほど。 まあ、見事にほぼマンガ。 けど読書の秋ともいうのだし、活字もそろそろ復活かなあ。 どっとはらいー お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.09.08 11:55:18
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