ひねもす日記

さてもさても。



相方が『しゃべらない？しゃべれない？』のか考えていて、ふと思い出した事。

Ａの児童心療科を受診したとき、Ａが穏やかでいつも楽しそうに見えるんだけど
という話をしたら、「過剰適応」に気をつけるよういわれたんだよね。


受け身タイプなので、自分の気持ちをきちんと表現する事が苦手で、けど
人と上手くやっていきたいからか、相手に合わせる事が多い。
でもって、自分が不快なときもその感情を表す事ができないんだよねえ。


…それって、相方も一緒？



たとえば、相方はひねもす実家のおしの強い、アクのきっついジジババの事を
絶対に悪くいわない。

もちろん、わたしはボロクソにけなしてるんだけど。（どっちの親の事も）

だから、相方が言う事であまりわたしが気分を害する事は少ない。
義実家に対してやさしすぎるので、それにブチギレてわたしが怒る事は
あるけど。

けど、たぶん、不愉快だなあーと思ってるだろうな。言わへんだけで。



子たちに対しては、わたしは意識的に気持ちを同調させて、言葉に
出してみせる。
たとえば、「うわーー！外れて悔しいなあ！」とか、「あいつ腹立つな！」
「今日、体育あったしちょっとしんどいな、早よ寝るかな？」
と、少し大げさなくらいで。

これ、効き目があるのかどうか解らないけど、わたしが見ている限り
子どもたちは、言葉にしてやると、ただ泣いてたり、怒ってたりしてたのが
表情がフッと弛む。

自分の気持ちとちょっと違っていると、違うと言えなくても頭を振るので
「あれ？違た？ほな、悲しかったん？」と聞いてやると、案外しゃべり
だしたりする。

言葉にする作業って、糸をほどくようなもので、もとを辿って、いっしょに
ねじれてるとこをくぐってやったり、固まってるとこを緩めてやったり
する感じ。

こどもは、語彙も少ないし、経験も少ないし、なによりそういう受け身の
タイプだから仕方ないかなーと思ってたんだけど。




どうやら、相方にも必要なのか？必要なのけ？必要なの？

いや、必要なら必要でいいんだけどさ。

こどもより厄介なのは、余分に語彙もあって、感情も複雑になってるから
違う話は結構するって事だよなー。

こどものこだわりも、大人のこだわりも、どっちも同じくらい大事で
ちっさいんだけど、それが笑えるかどうか。

どうだろ？






どっとはらいー