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テーマ:今日の体調(3645)
カテゴリ:ひねもす過去
さてもさても、2つめ。
『天狗裁き』という落語の噺がある。 ある男がおりまして。 寝ていたところを女房におこされて、何の夢を見ていたのか?と 問われるわけですな。 男は覚えていないというのですが、寝言を言っていたのだから夢を見ていたのは 違いない。 女房は私に言えない夢なのか!と詰め寄り大騒ぎ。 そこへやってきたお隣さんが仲裁に入るんだけども、そのお隣さんもだんだん 男の夢の内容が気になってくる。そこでまた、何の夢を見ていたのか?と 喧嘩になり今度は大家さんがやってきて仲裁に。 ところがまたまた夢を聞きたがり喧嘩になって、次にはお白州に引っ張りだされ 奉行にまで夢を聞かれ、しまいには鞍馬山の天狗に助けられるのだけどもちろん そこでも夢の内容を聞かれて、見ていないと言い張ったところ首を絞められ 「ぐる”じい”ぃー た す け て ぇ」となったところで、目が覚める。 ホッとして横をみると女房がいて、「何の夢見てたん?」という。。。 まあ、そんなお噺。 相方がストレスからめまいを起こすようになって、朝起きられなくなって、 仕事に行けなくなって。 今はぼちぼち良くなってきてるけど、そりゃあ薄紙を剥ぐようなもので。 見ているこっちは段々イライラ。 どうしよう?なんで?ストレス?どうしたら消える? って考えるわけ。 考えても答えなんかないし、ストレスって消えてなくなるものでもないし、 ストレスがひとつってわけでもないのにねえ。 でもやっぱり聞きたい! って、この噺の女房みたいに思うわけで。 相方も鞍馬の天狗に連れてかれて、首絞められたらええのに!と物騒なことまで 考えたりするけど、天狗に絞められてもストレスをどうこうすることなんて 出来ひんやろなあ。 で、結局目を覚ましたら横にわたしがいて、聞くわけやね。 「で、ストレスってなんなん?どないしたら治るの?」 それがストレスやっちゅーねん!って落ち? しゃーないわなあ。 どっとはらい~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.01.22 12:38:14
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