ひねもす日記

さてもさても。


朝の“とくダネ！”をなんとなーく観るのが習慣になってるんだけども、今朝の
小倉さんの朝礼ネタ（校長先生みたいに朝の話が長い・笑）が、Ｄ・フランシス
さんが亡くなられたとの事。８９歳。



ここしばらくは読んでいないけども、一時期このＤ・フランシスさんの“競馬
シリーズ”に夢中だった。
聞けば、４３冊出版されているらしいけども読んだのは２０くらいかなあ？
読み始めた頃は大丈夫だったんだけど、段々タイトルでは読んだかどうか
解らなくなってきて、（漢字二文字のタイトルに統一されている）途中から
メモ帳に一言感想とタイトルを残してたんだけど、あのノート、どこやった
っけなあ？（←この辺りがイイカゲン）


“競馬シリーズ”と書いてあると、競馬にまったく興味のない人からは手にも
取ってもらえないかもしれないけど、わたしだって競馬はよくわからんちん。
それでも、これはオススメ。
どの本から手にとっても、ほとんど大丈夫。　主人公はほとんど毎回別の人で
物語は１冊で完結。（シッド・ハレーシリーズは別だけど、それだって４３冊
のうち４冊。しかも物語は別）

競馬に関わるいろいろな職業の（調教師、競馬の馬を描く画家、馬を育てる
農場主、元騎手、作家、競馬記者、えーと他なんだっけ）主人公たちが
とてもクール！　カッコいい！
逆境にめげず、痛い目にあっても機転の利く頭脳と、タフな精神で挑んでいく
その様子はもう読んでいて満足度がグングン！上がっていく。
ああ、もうこの面白さを誰かと共有したーーーい！と思わせられる間違いない
シリーズ。
だから、今日の小倉さんが横に居られたら思いっきり固く握手したい！（笑）




わたしにとってイギリスは夢の国だ。

物語でしか知らない国だけども、わたしの読んだ本の何分の１かはイギリスの
作家さんのもので、そのうちの何冊かはとびきりのお気に入りで、舞台は
その国だから。
妖精も、幽霊も、殺人鬼も、探偵も、パンクロッカーも、紳士淑女も
この国にはギュウギュウと居て、古い建物と素敵な庭と美味しい紅茶とパイが
いつだって、どこにだってあるに違いない！と思っている。信じている。

そしてそこには絶対に、ディック・フランシスさんが居る。
まだまだ読んでいない本が沢山ある。なんてしあわせなことだろうか。


今度こそ、ちゃんとチェックしながら読もうっと。（笑）




どっとはらーい