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テーマ:今日のこと★☆(105880)
カテゴリ:ひねもす・本/映画
さてもさても。
えらそーなタイトルつけちゃったけど、大変だったんだからもう。 ひと月早いけど、自分の誕生日プレゼント♪ということで、(毎月やってる ような気もするけど)コレ↓観てきました。 劇団☆新感線・いのうえ歌舞伎『蛮幽鬼』 生舞台はまだまだ観に行けそうにないので、演劇と映画の融合「ゲキ×シネ」と いうものがあるらしいので、いっちょ行ってみるべえーと思いついたのが、 2、3日前。 で、今日朝から走ってきた。 Cを幼稚園に送ってそのまま映画館へ。9時40分上映なので、ギリギリ到着。 終わったのは、なんと13時。そっからまたCのお迎えに行くので、感動 覚めやらぬままにとんぼ返りだったけどもね。 良かったよぅ~。 そりゃあ、生の舞台とは比べられないけど、細かい表情が観られるスクリーンの 良さをまずは「良かった!」と声を大にして言いたい。 やっぱりね、生を観られないファンとしてはこういう映像で残してもらえると とてもありがたい。 ナマモノゆえに、賛否両論だと思うけど、10年前の役者さんのジャンプと 20年前のジャンプと、もうジャンプ出来なくなって演出が変わっちゃった 今と、それぞれの楽しみ方があっても、やっぱりどれも観たいと思うものね。 それが、ナマモノでホンモノでなくても、断片であっても。 最大限、その生感覚を伝えようとして作られた映像と聞けば、なおさら 観てみたくなるってーのが、人情というものじゃござんせんか! 今回、「よし観に行くぞ!」と重い腰を上げたのは、まあそれだけではなくて。 堺雅人さんが出てたから、なんだよねえ~(頬赤らめて)ウヒ。 観たいじゃん!堺雅人さんの舞台!観れなかったけど、こうして映画館で 観られるなら観るじゃん!そして観てよかったじゃん! 最近、ドラマで『ジョーカー』も欠かさず観てたんだけども、それよりも コレですよ! あの! 堺雅人さんが! あの笑顔で! めちゃめちゃ悪役! さあどうするどうするどうする?!観たいよね?ね?ね! 美しい殺陣もお披露目ですよ。 あのさわやか笑顔で、「人の殺しかた」を得々と説明するんですよ。 観ないでどうすんのさっ!(もうなんでか泣きたい) こういう堺さんが観たかったのぅー!と身悶え。 ただねえ。 そうなると、やはり生舞台じゃない不満も出てくるわけで。 人間の感覚器というのはすばらしく出来てる。 空間の奥行きや、全体の把握や、音の響き・反響や、そういうものを自分で 調整して味わっているんだなあーと思い知らされた感じ。 これは、だからもう『違うもの』として観ることが要求されると 思う。 うちには、昔の“夢の遊眠社”の舞台ビデオが何本かあって、たまに 観直して、「おおおう~」と泣いたりするんだけど、こっちの方が カメラワークも拙くて、音も聞きづらかったりするんだけど、それでも 感動出来るのは、一度でも舞台を観て、自分の中でその空気を脳内補完 しているからなんだと思うのね。 けど、逆にこの舞台の感覚を呼び起こして観ると、ゲキ×シネ『蛮幽鬼』では 邪魔なとこもある気がした。 ああ、でもでもでも! それでも、堺雅人さんの笑顔のアップはすばらしかったよ! だから、堺雅人ファンは観るべき!観なきゃダメ!観てー!なのです。 もちろん、堺さん以外の俳優さんももっそいステキでした。 上川隆也さんは目力アリアリで、舞台の方が良い役者さんだったんだなあと、 今更ながら気づかされたし。 稲森いずみさんは、昔のドラマから比べると「いつの間にこんな声も出る、 演技力もある俳優さんになったんですか?」というくらい(わたしの中の 勝手なイメージアップ)だし。 もちろん、舞台でずっとやってこられている方々の色気はむんむん。 今回初めて観たけども、大衆演劇から早乙女太一さんという方が出ていらして まあ、殺陣の体さばきの美しい事といったら!声も良かった! (ああ、コレも絶対ナマの方がいいに決まってる!) これで、うちの長男と8歳しか年が違わないって…比べる方が悪いんだけど、 なんか涙が出ちゃう。だってオカンだもの。 欲求不満に火をつけられて、渇望する状態でフラフラになったけども、 それでもやっぱり観る事が出来てよかった~♪ ぜったいぜったい、いつか舞台を観にいくぞ!と決意を改めて固められたしね。 観るまで死ねん! どっとはらーいぃ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.10.05 17:01:47
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