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カテゴリ:英会話講師の★つぶやき★
今回英検3級を受験した中学生の話を聞きました。
本人の手ごたえはどうだったのかというと、 「リスニングしかわからなかった・・・」そうです。 今回はいろいろ本人が多忙だったこともあり、私はほとんど英検受験対策としての指導をすることができませんでした。 なので、どの程度本人ができているのかを把握していなかったのですが、 本人いわく、難しい・・・と。 難しいのは、まあ当然といえば当然なんですが。 まだ習っていない文法事項がたくさん出てくる級なのだから、文法については当然難しいですよね。 「でもリスニングはわかるんだ~、それはスゴイじゃない」 「できなかったところは次にできるように勉強すればいいよ」 と、とりあえず言っておきましたが。 しかし実際リスニング問題はわかるんですね~。 自分が中学生の時はわからなかったと思うのに 私の教室の生徒、全般に言えることなのですが、リスニングはできるけれど、他のところが不得意・・・ 4年くらい前から、これではマズイと読み書き、スピーキングに力を入れてきたつもりで、徐々に結果も出てきてはいますが、やっぱり一朝一夕にはいきません。 特に現在中学生、4年前は小学校高学年の生徒達は、なかなかこの部分が急激には追いつかない気がします。 これが小学校1~2年生までだとずいぶん違うのですが。 同じ条件で教えていると思うのですが、いまや読み書きに関しては小学生の方ができちゃうかもというくらいです。 なぜこうなってしまうのやら。 やっぱり小学校高学年にもなると、「間違えると恥ずかしい」とか「これは苦手だからやりたくない」という意思がはっきりと出てくるからではないかと思います。 ちいさな子供たちは、何も考えず、言われたとおりに素直になんとかやろうとする。 まっさら、なんですね。 だから伸びも早いのか。 「読み」なんて、アルファベットの小文字も理解していなかった生徒が、半年くらいで読めるようになったりして、本当にこちらが驚いてしまうことも多い。 ある程度成長して、いろんなことがわかってくると、自分の意思が邪魔をして、素直に言われたことを吸収しづらくなるのかもしれません。 年齢の問題だけではないと思いますが。 幼稚園生でも、文字が好きな子などは、どんどん読みますしね。 もちろん個性だと思いますが。 一般的に男の子の方が文字に対する興味が強い気がします。 女の子はどちらかというと、音に対する興味のほうが強い感じ。 あくまでも一般例ですが。 とはいえ、諦めるわけにもいかず、今後も読み書きは、なんとか子供たちが苦労なくできるように工夫していきたいと思っています。 順番としては、日本語の習得を考えても、聞く→話す→読む→書く、というのが一般的なのだと思いますが、週に1~2回のレッスンでどこまで伝えられるものでしょうか。 永遠に自分に問い続けることなのだろうと思いつつ、上を目指して試みを続けます。 そうは言っても楽しくなくなるレッスンでは意味もない・・・難しいところです でもでも、やっぱりバランス なんとか4つの要素を身に付けていってほしい~ 今回の英検の話を聞いていて、成長してからこのバランスを取り直そうとするのは大変な気がして、子供のころから少しでも自然に身に付けて行ってほしいと思ったのです。 どうにかしたいと日々悶々と悩んでしまう自分なのでした。 ・・・ホントは自分もどうにかしなきゃいけないんですけれどね。 (私は特に書くのが苦手です) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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