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カテゴリ:英会話講師の★つぶやき★
今日はついに、高校1年生のRちゃんのプライベートレッスンをスタートさせました
一回目ということもあり、アメリカ人のJJ先生に頼んできてもらいました。 テーマは前回お話したとおり、Beatlesの「1」を聴いて・・・というもの。 コレ あらかじめ用意して伝えておいた質問には、Rちゃん、ちゃんとノートに文章を作ってきていました。(当然だけど・・・) その答えについて、細かい文法事項を直していって、まずは第一部終了。 やっぱり私の教室の卒業生だけあって、文法については細かい間違いが多い・・・ちょっと残念。 私が細かいことを気にしない性格なことが災いしてるのかしら・・・などと思いつつ、でも今までもちゃんとなおしてきているのだから、やっぱり性格かな~とも思ったり。 そう、Rちゃん、天然ボケ入ってて、結構賢い子なのに、おっちょこちょいの間違いが多いんですよね 別に単なる会話においては、多少文法が間違っていようが相手に理解してもらえることのほうが重要だと思うので、間違いを恐れるよりは良いのですが。 学校のテストにしても、英検にしても(英検ですらケアレスミスが多い)、わかっているのに間違える。 とてももったいない・・・ 「落ち着いてよく読んで」「落ち着いてよく聞いて」と、今まで何度言ったことか。 こういうところって、多少は改善されている、という所で満足すべきなのかしらんなどと思ってしまいました。 まあ、テスト対策でプライベートレッスンを引き受けたわけではないので、あまり気にする必要はないといえばないのですが、少し気になりました。 さて、テーマについて、みなさんからもたくさんのコメントをいただきましたが、今回はビートルズに決めてしまったので、その内容について。 一番お気に入りになった曲は、「Let it be」 しかし頭から離れなくなった曲は「Help!」 ということでした。 妥当な回答ですね・・・。 やっぱり有名で、いろんなところで聴いたことがあるし、コマーシャルなんかで聴いたこともある、ということで、この2曲が選ばれたようです。 他にもいろいろ言っていましたけれど。 Rちゃん、不安だったのか、歌詞カードを全部コピーしていて、一生懸命意味を理解しようとしながら聴いていたようです。 で、JJ先生はその歌詞カードの量にビックリしていました。 このアルバム、全部で27曲入っているのですが、Rちゃんの持っていた歌詞カードは日本語対訳の載っているものだったので、JJ先生には一見して54曲に見えてしまった。 そして、私、JJ先生に「こんなにいっぱい聴かせたのか」と一瞬怒られるの巻・・・。 すぐに「んなわけないじゃん、日本語だよ、半分は」で、済みましたが。 そしてこの歌詞カードを見ながら、じゃあ、「Let it be」の中の、歌詞のどの部分が一番イイと思った~とか、話を膨らませて行きました。 今回、音楽を選んでしまったので・・・ちょっとマズかったか?と思ったことが一点 プライベートなので、やむ無く近所のスターバックスでお茶しながら、となったわけですが、私もJJ先生も日ごろ普通に教室でレッスンをしているからか、単なる性格なのかはわかりませんが・・・ つい歌ってしまうんですよね・・・ 「hey jude」のさあ・・・とか話が始まると、すぐにRちゃんは歌詞カードを見て曲を探すのですが、曲ってすぐに出てこないじゃないですか。 で、JJ先生も私も、「わかってないな」と思うので歌ってみると、彼女も「ああ!」とどの曲かわかるので、歌っちゃうんですが。 気づけばそこはスターバックス・・・周りの視線がちょっと気になりました まあ、気にしてはいられませんけど~ でもJJ先生と一緒で助かった部分も多く、よかった~。 そのかわり、気をつけないとRちゃんが蚊帳の外。 当たり前といえば当たり前なのですが、JJ先生は私と話すときは普段私と世間話をしている時と同じスピードで話します。 レッスンの時は、もともとゆっくり目に話しますし、わからないかな?と言うときは、さらにゆっくりポイントを強調しながら話します。 Rちゃんの場合はもう高校生ですし、そんなにゆっくり話す必要はないと言っていて、彼も少しゆっくり、と意識している程度。 でも私と話す時はふつうに早い。 そうするとついてこれないんです 今日はいちいち、今のわかった?と聞いて、わかっていなければ、ゆ~っくり説明しながら一緒に話していきましたが、これからも気をつけないといけないポイントだなと思いました。 しかしわかっていない時に、どこまで日本語で訳して教えてあげるべきなのかというのも一つの課題として私の中に残りました。 全く分からない話で、理解不能という状況では話がつまらなくなるし、かといって日本語での補助をしてしまうと頼ってしまうし・・・どこまで?という匙加減が難しいです。 今日のレッスンを教訓に、少し考えてみようと思いました。 (以前、普通のレッスンで、JJ先生を含む外国人講師に、「キミは日本語を使わなすぎるよ、もうちょっと日本語で生徒に説明してよ~」と言われたことがあり、まあ、状況によっては一理あると思ったので、それから少しレッスンの中での日本語・英語の配分を考えるようになりました。)←年齢や状況によって違うと思いますが。 さて、次回のテーマを何にしようという話になって、今回彼女が持っていた歌詞カードから想を得て、 映画を観る時に、英語のみの場合と日本語の吹き替えの場合との比較をして違いを語る、ということになりました。 日本語訳って、本来の英語の意味を変えて訳しているものが多いよね、という話から、映画の日本語吹き替えなんて、全く違う内容になっているものもあるということで。 その違いを見てみて、話す、ということです。 今回「Hey Jude」の歌詞が、「ねえ、ジュード」と訳されていて、まあその通りなんですが、これってジュードって人がいるの?だれ?という単純な質問からきているんです。 ジュード、と呼んでいても、これはあくまでも一般大衆をさしているのであって、お友達のジュードくんだけに呼びかけているわけではなく・・・みんなに平和を呼び掛けているって内容の歌だよ、というJJ先生のコメント。(意見はいろいろあるでしょうが) そして映画。 Rちゃん、結構吹き替えで映画を見ているので、そうすると、内容やイメージが全く変わってしまうことが多々あるんだよ、という説明をしました。 たとえばJJ先生、アメリカで「ドラゴンボール」の吹き替え版を見ていたそうですが、孫悟空のキャラクターは吹き替え版だと、ただのアホだそうです・・・。 なぜこういう吹き替えになったかといえば、やっぱりアメリカの文化というか、アメリカで受け入れられやすいキャラクターに変えて作られてしまったからだろう、というのが彼の考え。 同じように、今まで吹き替えで見たことのある映画、または吹き替えでも見れる映画のDVDを見てみて、どう感じ方が違うか、どうして違うのか、を考えてくるということです。 ちょうど「インディジョーンズ」「モンスターズインク」「ハイスクールミュージカル3」「奥さまは魔女」のDVDは家にあるそうなので、これを見て、ということになりました。 しかし「モンスターズインク」はちょっと英語が難しいんじゃないかな?という話をしたのですが、字幕を見てかまわないし、その内容と吹き替え版の内容の違いを説明できれば良いのだから、というJJ先生の意見に従うことに。 でもJJ先生、「なんで『奥さまは魔女』なんてあるんだあんなのず~っと昔のじゃん」と・・・ 理由はRちゃんのお父さんが好きだから。 私は見てたけど・・・歳の差を感じました 思えば始めて見た海外ドラマだったかも JJ先生がいちいち、「インディジョーンズ」って何「インディアナジョーンズ」でしょ なに日本語吹き替えだと彼の名前は「インディ」なの「インディアナ」でしょなんで名前まで変えるの~ とか、力説していたので、きっとこんな感じでやればいいんだ、と理解してくれたと思うし、きっと次回はこんな感じでいちいち話すことになると思います。 文法の細かい説明なんかも、私が「kind」と「kindly」の使い方の違いを説明してくれる?と聞いて、それに対してJJ先生が答え、じゃあこういう使い方はできるってこと?などと聞いていたので、そういう文法上の単語の正しい使い方を質問する方法なんかも、真似して少しずつ自分で聞けるようになってくれると良いなと思います。 本人は勉強になった、と喜んでいたので、とりあえず今後も彼女の希望を聞きながら進めていこうと思います 私も勉強して、ついでにいっぱいJJ先生に質問をしちゃおうかな なんてよこしまなことを考えてしまいましたが・・・ 残念ながらRちゃんが蚊帳の外になるので・・・時間外のオシャベリでやります そんな感じのレッスン一回目でした~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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