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カテゴリ:本日の教室
今日はとっても朝から体調が悪くげっそりしながら、ようやく教室にたどり着いた…というありさまです。
時々あることなんですが・・・ 時には仕事辞めたい病もあるので、そういうときも、「とにかく教室に行くこと」を目標にしています・・・ よくお母さん達から、お子さんの成長過程でイヤイヤ期に入ってしまった時なんかに、「教室に行かないって突然言い出したりして、困ってるんです・・・」という相談を受けたりするんですが。 本当に理由があって教室が嫌で言っていることなのか、単なるイヤイヤ期なのかを見極めるのは最初は難しいことだと思いますので慎重に、お子さんのお話を聞いてあげてくださいとお願いしていますが、基本的に単なるイヤイヤ期とかであれば、多少泣いても気にしないで連れてきてください、とお願いしています。 教室に入る時も嫌がったりしますが、レッスンの終わるころにはニコニコ顔で帰る子がほとんどなんですよね~。 「楽しかった~」とか言いながら。 嫌がっていたくせに・・・ で、そんな話を持ち出したのは。 今日は私、無理やり重たい体を引きずって教室に行ったわけですが・・・なぜか午前中のレッスンが終わるころには精神的には元気になっている自分がいまして。 なんだか私、イヤイヤ期の生徒さん達と同レベル・・・ ・・・って思いました。 いつも不思議なんですが、どんなに具合が悪くても(セキとか嘔吐とか、そういうのはどうしようもないですが)、 レッスンスタートと同時にどうやらスイッチが入るらしいです、私。 なにしろ39度の熱があってもレッスンをしていたこともありまして・・・ (しかもその時は本部から新人研修に使用する為の、私のレッスンの撮影に来られていて・・・体調の悪さを訴えて延期をお願いしたのに、本気にしてもらえず・・・撮影までされていました) まあ自宅にたどり着いたら39度になっていた、というだけで、レッスンをしていた時には体調が悪いということだけしか考えておらず、帰ってから「やっぱり・・・」という感じだったのですが。 その後肺炎を起こしていることがわかり、大騒ぎでした・・・ そんな撮影をされていた日も、生徒さんにも保護者の方にも、全く気付かれず、元気にレッスンをしちゃう私。 今日は朝から吐き気とめまいに襲われていたので、朝シャワーしたり、ブドウ糖と食べたり、いろいろ試みたけれど、良くならないので、とりあえず教室まで行きました すごくげっそりした顔だったと思うんですが そして朝一番のレッスンの生徒さん達の顔を見た瞬間、 「Hello」 と、自然に出てきてしまう、満面の笑み 元気なフリをして、楽しいレッスンを演出し・・・レッスン後には保護者に内容を説明し・・・ レッスンの合間はほぼ無いので、(あっても2分くらいしか実質ない)そのまま午前中終了。 土曜日はレッスンが詰まっているので、お昼も40分くらいしか取れないのでバタバタと・・・ すぐに午後のレッスンでまた、アホな役を演じて生徒達を笑わせて・・・ 一日のレッスンが終了したところでやっと、 「・・・トイレ行こうかな・・・」なんて、教室を出たり片づけたりします。 そして教室を出ると同時に、 もう一歩も歩けな~い となります。 自分でも不思議なんですが、レッスン中は少しは体調が良くなってきているような気がするんです。 そしてレッスン後には、確実に朝よりも悪化しているのを実感・・・ おそらくレッスン中の緊張感が体調の悪さを一時的に麻痺させるのだと思いますが、我ながら精神のチカラってすごいんだなあ、と思うのです。 昔パートナーだった、オーストラリア人のR先生は、「僕も君も今日は体調が悪いのに、なんで君はそんなに元気にレッスンをやれるんだ」と聞かれたので、面倒だったのもあり、「仕事だから」と答えたら 「キミはスゴイプロなんだ」と感心されました。 ・・・でもあの、生徒や保護者様からみれば、R先生・・・アンタもプロでしょうがって感じでしたけど。 当然言いました。R先生には。 どうやら彼らにとっては、体調が悪ければ休むのが普通なのに、会社がなかなか休ませてくれないんだから、無理して来てるんだし、それ以上のことはできないというのが正論らしいのです。 そんなことばっかり言ってたら、自分について来てくれている生徒が可愛そうだと思うから、私はできるだけやろうと思うだけで、会社なんか関係ないよとか何とか力説した記憶があります。 やっぱり外国人講師でいつかは自国へ帰国しようと予定している人は、あまりそういう意識はないのかもしれませんね。 私に限らず、雇われ日本人講師をやっている人で、心ある講師であれば、生徒がかわいいから続けていられる、とみんなが言うと思うんですよ。 やめなければならない状況が来たとしても、生徒たちになるべく負担の少ないように、きちんと引き継ぎとかもして、安心できる状況を作ってから辞めたいと思うでしょうし。 もちろん突発的なことは誰しも起こりうることですし、それは仕方がないと思いますが。 外国人講師は契約書どおりに計画的に退職申し出をして、キッチリ一か月とかで辞めますからね・・・ その辺は外国人だからとか日本人だから、というわけではなく個人的な性格もあるかもしれません。 ま、それはともかく。 つくづく私は周囲の人に恵まれていると思っています。 (周囲からは貧乏くじばっかりひかされてる、と同情されていますが) 生徒にも保護者にも、とても恵まれているし、 他のいろんな社会と比べれば、同僚にも恵まれているし、それが一番重要なことなので、満足してます。 会社に対してとか、不満がないわけではありませんが、 聞き流せばいいし。 生徒たちが十分私をいやしてくれるし 今日もそんなゲッソリしているのを隠しつつ、この暑いのに腹巻をして胃のあたりにカイロを貼ってレッスンをしている私に向かって、 天然ボケ生徒の筆頭Cちゃん、「せんせ~英語じょうずだよね~、演技もすっごくじょうずだよね~」ですって・・・。 ええ・・・一応英語教えてるんで・・・キミたちからみて上手じゃなかったら困るでしょうが。キミ達が知らない単語を説明するのに、表現してみなきゃわからないでしょうが日本語で説明したってわからない言葉がたくさんあるお年頃なのにやりたくてやってるわけじゃ~ないのよ~ ・・・って心の中でつぶやきながら、笑っちゃいました。 そんな生徒さん達って、やっぱり私にとっては、 心のオアシス&痛み止めのモルヒネ かな お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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