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カテゴリ:本日の教室
今日はチームメンバーの日本人講師がミーティングに出なければならず、その先生の教室の代講に行ってきました。
時々あります、こういうこと。 とはいえ最近は入院したりしてて自分が代講を頼む立場になっていて、代講に行くのはずいぶん久しぶりでした。 (この入院前って、私は代講を頼んだことってほぼ皆無なんですが) 代講だとだいたいが遠方の教室だったりして、行くだけで気が重いんですが、今日は割と近かったのでラッキー 朝一からベビークラス2クラス、午後は幼稚園に小学生・・・と結構目いっぱいのスケジュールでヘトヘトです。 面白かったのが、教室によってカラーがあるなあ、と再認識したことです。 最近自分の教室しか見ていなかったので。 ベビークラスのお母さん達(一緒にレッスンするので)が・・・なんだかみんな雰囲気が似ていて変な感じでした。 そして何故かお母さん同士、子供同士も異様に仲が良くて、全員が兄弟のようでした。 代講だと生徒の顔と名前が一致しないので、確認しながら名前を呼んだりするんですが、子供たちがダンゴ状態に転げまわっているので、誰が誰だかわからない お母さん達も子供の名前を呼んで注意したりしているんですが、それが自分の子供じゃなかったりするし、 「どれがだれの子供なの~!?」 と、心の中で叫んでました。 団地とかで近所だったりするのでしょうか・・・ わけがわからなくなってきました 自分の教室では、こういうことはまずないので・・・。 みなさん自分の子供のケアはお母さん自身と私がする、という雰囲気が出来上がっているし、誰か一人が爆発していても、他のお母さんはそれをほほえましく見ている感じで。 まあどちらが良いというわけではないのだろうと思いますが、ちょっと軽いカルチャーショック 疲れるクラスでした・・・ベビークラス 午後の幼児、小学生クラスは疲れはしたけど面白かったです みんな最初の5分はいつもの先生じゃないから、緊張しておとなしいんですよね。 だからとりあえず緊張をほぐす為にも、わざとこちらがボケてあげたりオーバーリアクションをして、とにかく笑わせて、リラックスできるように持っていくのですが。 その後は一気に無法地帯。 暴走している子が何人かいたので、その辺でちょっとシメておいて、と 「ああ、もう英語やる気ないのね、じゃあ椅子なんかいらないね~、しまっちゃうね~」 とか言うと(英語ですが)、 「い~~や~~~~~~~~!」 とすぐに戻ってきて良い子ちゃんになっちゃうから、カワイイわ~ とりわけ仲良く兄弟で来ている小学生2人がいたんですが、お兄ちゃん、日本語使いまくりで、ふざけまくっていました。 なのでとりあえず、 「レッスン始めて良いかしら?」と英語で聞くと・・・イエスの返事。 「じゃ、これから日本語禁止ね~、話したいことは英語で言う努力してね~」 ・・・お兄ちゃん、大ショック ええ、その後も私は一切日本語を話しませんし、 彼らが一言でも「あのさ」と言っただけで、 「今なんつった~~~~」とやるので、良いレッスンになりましたとも。 しかも私のやろうとすることを、「まだ習ってないよ~難しいよ~」って。 ウソをつけ、ウソを って感じのレベルのことなので、かわいいウソでごまかそうとするところがカワイイので、ついついイジリたくなっちゃいます やっぱ、私はいじめっ子かも こんなことが楽しいんだから。 普段担当している先生がやさしいから、甘えてるのかな~と思うんですが。 そして代講で来る先生が、やさしくなかったことも無いのだと思うので、今日は彼らにとっては超驚きの一日だったようです。 そうはいっても、面白かったと言っていたので良かった レッスン後には、すぐにお母さんに話していました。 まあ、ふざけ過ぎを防いで英語だけでレッスンさせる試みをしてみました、と説明して、納得してくれていますので問題なしかと。 その兄弟のお母さんは、「家でも英語だけ!って言えば、少しは家の中が静かになるかしら~、でも私も英語がわからないから、家族全員が寡黙になっちゃうわ~」と笑っていました。 私の教室で今日のレッスンをやったら、みんな「今日はすごく優しい」って思うんだろうな~。 まあ自分の教室だと、怒る時は「今すぐ教室を出ていけ」と机をひっくり返さんばかりの怒り方を時々(・・・時々ですけどね、時々)するので。 生徒全員硬直します・・・。 泣き叫ばれることも大アリ。 でもこの状況っていうのは、過去のその生徒の状況を見ているからできることでもあるんですよね。 さすがに代講だったら、基本的には面白い又は優しい先生、を演じますから。 個々の個性を把握しておくことって大切なんだなあ、と思いました。 個性のわからない子に、いきなり怒ったり、必要以上に優しくしたりはできません。 どういう影響がその後に出るかわかりませんから。 その為にもやっぱり日本人講師はそうそう変わってもらっては困るという、保護者の方の気持ちがわかるような気がしました。 ・・・そう思っている保護者さんが多いと思うので。 やっぱり日本人講師がコロコロ変わる教室って、生徒の定着率が悪いので、退学申し出もすごく多いんです。 たとえば私の教室は、日本人講師である私は辞めていないけれど、外国人講師は1年はもちません。ほぼ半年くらいのタームで変わっています。 もちろん私にとってもそれは大きな負担だし、保護者様からも、「またですか?」と言われてしまいますが・・・とりあえず事情を私から説明して、 でもその結果、退学を考えるという話にはならないんですよね。 小さな子どもさんを週に一回通わせる、という場所ですから、困った時に相談できる講師がいることが一番重要なのかな、と思っています。 ・・・まあ・・・ 自分がその信頼に値する人間かどうかは別として~ 時々こうして他の教室でレッスンをしてみると、いろんなことが見えてくる。 良い経験になります。 ・・・疲れるから嫌なのは間違いないけど。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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