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カテゴリ:本日の教室
ここの所、体験レッスンの問い合わせがコンスタントに来ています。
昨年私の教室は同じ建物内で引っ越しをしまして、2階の端っこから1階の人通りの多いところに移動したんです。 まあそれが一番の理由かな、と思うんですが。 英会話教室に限らず、お子さんたちの教室って、営業自体に難しい面がありまして・・・ というのも、子供たちは成長するということ。 大人の教室というのは、「入門クラス」とか「中級クラス」とか、レベルチェックをしてクラス分けをするところがほとんどだと思うのですが、子供達の場合は一概にそうもできないんです。 まさか赤ちゃんばかりのクラスに初心者だからといって小学生を入学させるわけにはいかない。 大きい子のプライドも傷つくし、なにしろ遊び感覚で覚える英語ですから、精神年齢の違いでずいぶん幅があり、あまり年齢の離れた子と一緒に教えるのも無理があるわけです。 で、ず~っと教室を運営していると・・・当然子供達は進級していきますから・・・小さい子達のクラスから卒業していきます。 すると・・・気が付いたら赤ちゃんクラスが新年度から一人しかいない!とかいう現象が 実際あるんですよね。 おかげさまで私の教室も最近は赤ちゃんクラスの体験申し込みが増えていて、喜ばしいことなのですが・・・ 先日のこと。 体験レッスンに来られたお母様と娘さん(2歳)。 最初は緊張していたものの、ゲームを始めると楽しそうに参加してくれて、その後私がお母様にいろいろ教室のことや費用のことを説明している間も娘さんは外国人講師と楽しそうに遊んでいました。 実際素直そうな娘さんで、きっとすぐに馴染めそうだな~、入学してくれたら良いな~、と思わせてくれるお子さんでした。 お母様もとてもきちんとした方でしたし。 お約束どおり、その後フォローのお電話を入れたのですが、結論から言うと、今すぐは難しそうなのでもう少し考えたい、というお返事で、ゆっくり検討していただくようにお話ししておきました。 (他の教室も見て回りたいかもしれませんし、私はあまり追及しないことにしているので) その電話でお母様から質問があったのですが・・・ 「やっぱり今通っている他の生徒さん達って、自宅学習とか、すっごくすっごく頑張っていらっしゃるんですよね」って・・・ さあ・・・というのが正直な私の回答だったのですが。 だって、今いる生徒さん達、確かにみんなとてもよくできるし、赤ちゃんクラスといえどもきちんとレッスンに参加もしてくれる。 上手にリピートもできるし、何度か教えたことのある単語であれば、見せた途端に英語でちゃんと叫んでくれる・・・けど、そんな時は「いや~、わかっていないようでいて、ちゃんとレッスンを聞いていて覚えてたんだ~」と、お母さん達も驚いているくらいなのに・・・? 自宅学習・・・? 赤ちゃんクラスでそんなの聞いたことがないぞ・・・? でも改めてお母さん達に聞いたことがあるわけでもないし、やっていないって断言はできないか・・・? と思って、「教材のDVDをご自宅で良く見ているというお話は聞きますが、体験していただいたクラスの生徒さんに関しては、それ以外に特別なにかやっているという方は少ないと思いますよ」と答えておきました。 その後、一応確認の為に、そのクラスのお母さん達に自宅学習について聞いてみました。 全員で、「え~、な~んにもやってませんよ~」って。 「いやいや、やっぱり皆さんすごく上手にできちゃうから、初めて体験される方は驚かれるみたいで質問されちゃったんですよ~」と返しておきましたが。 実際そうなんだと思っています。 まさか週一回レッスンに来るだけであんなにできるようになる訳はない、と思うのも無理からぬことだと思います。 私もこんな仕事をしていなければ、そう思っただろうと思いますから。 そう思うと赤ちゃん達の記憶力って本当にスゴイ 大概入学したての頃は、だんまりの生徒さんがほとんどで、お母さん達もこんなで身に付くのだろうかと不安たっぷりです。 なのに、一時期を過ぎると、怒涛のように話し出すんですよね~。 そして周囲の環境にも左右されやすい年頃なのか、自分は黙っていても、周りの子が講師の真似をしてリピートしていたりするのを、じ~っと見つめている・・・。 どうやらそれを見て、自分もある日突然真似をし始めたりするようです。 なので周りの環境も大事。 周りの生徒さんが、よくできると、それに引っ張られるようにして新しい生徒さんも伸びる。 ・・・と思います。私の分析によれば。 現在3人兄弟、全てウチの教室に通わせてくださっているお母様の話。 長女が赤ちゃんクラスにいた頃、かなりレッスンを遊び場と勘違いしているような行動をとってばかりいて(走り回るのが大好きで・・・)お母様としては、いつも捕まえて必死にレッスンを受けさせようとしていたけれど、そのうち諦めも入ってきてケガにだけ気をつけて見ている、という状況でした。実はこのころ、授業料払ってるんだから、ちゃんと聞いてほしい、とず~っと長女に不満だったそう。 その子が幼児クラスに進級し、お母様から離れてレッスンを受けるようになりましたが、こちらから見ると、「なんだ、今までは口に出していなかっただけでちゃんと覚えてるじゃん、言えるじゃん」って感じでした。当然レッスンでやったことをお母様が家で聞くと、本人の口から英単語や文章が英語で出てくる。 それを見てきたお母様、長男、次男ともに「経済的に負担なんだけど~、やっぱり・・・」と入学させてくださいました。 ちなみに長男、次男とも、長女の行動にそっくりで、他の生徒さんがどうであろうと自由行動に走るタイプですが、もうお母様はいちいち止めようとしません。 「だって、長女の時で聞いてないようで子供は聞いていて覚えているんだ~ってわかったから、放っておいても大丈夫だってわかったんです」って。 長女はもう小学2年生ですが、今や理解力も抜群で、よくできる生徒さんです。 さすがに3人のお子さんのお母様は自宅学習なんて、面倒をみる暇もないので全くやっていないそうです。 小学生になると私のほうで小さな宿題を出しますが、それは自分でやるように指示していますし、保護者様の手を煩わさない範囲で、という程度。 もちろんウチの教室にも自宅学習をしている方は数人いらっしゃいますが、そういう方はすぐにわかります。レッスンについての質問内容も違いますし、英語に関していろんな質問をされますので。 native並みを目指されるのか、楽しく英語に親しんで英語嫌いにならないように、というのを目指されるのか、目的によって必要な学習も変わってきますよね。 ウチの教室に通われている生徒さんの家庭では、後者を目指されている方がほとんどなので自宅学習というのもレベルが違う感じです。 長くひとつの教室で講師をやっていると、当然退学や入学もポチポチあります。 私の意見ですが、結局は私と感覚にあまりに隔たりがある方(保護者が)は、ウチの教室には来られないようです。 他に自分に合った教室を探されているのだろうと思いますし、それが一番だと思います。 あ~、テキトーな性格でよかった~ ・・・いや、別にウチの教室の保護者様がテキトーな性格だと言っているわけでは・・・ えっと、えっと、おおらか・・・だと言っておきましょう 立体ケーキのマイルストーン 今度は同僚の結婚式の2次会でサプライズ!狙います お姫様ケーキで女子の心、鷲掴み お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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