♪こども英会話♪の裏庭

咲いたんですサフランが

・・・って久しぶりの更新かと思ったら、そんなプチ幸せ報告

サフランといえば、やっぱりパエリアやインドカレーのサフランライスなんかが有名ですよね。

昔一カ月くらいインドに行ってた時は、貧乏で高級なレストランとかには一度も行ったことがないからか、サフランライスなんて一度も見なかったけど・・・行く所に行けばあるんでしょうねえ、きっと。それどころかカレー食べる時にナン・・・一度だけ地方の観光地で食事出来るところがそこしかなくて入ったお店で見かけただけだし。向こうでは超高級料理なんですよね、つまり。

それはさておき。

そのサフラン、実はかなりの高級品で、通常レストランなんかでも本物のサフランを使っているお店はまれ。ターメリックなんかのスパイスで代用して色だけ黄色くしているところがほとんどのようです。本来のサフランは薬用で、花のめしべを手作業で摘んで乾燥させなければいけないので手間もかかるし高級・・・という話。何度かスペインのサフランめしべ早摘み競争のお祭りのニュースなんかを見ていて興味津々だったんです。

そんな私が夏に長崎に旅行に行った時、ハウステンボスでお土産にチューリップとか、いろいろ花の球根を物色中に発見してしまったわけです。サフランの球根を

知らなかったんですが、サフランの球根って土にちゃんと植えなくても育つんです。何かお皿とかカゴの上にでも置いて、水もやらなくても育つという元気ものなんですよ。なのでものぐさ太郎の私でも、安心というわけで購入～職場の同僚達にもお土産に買って、自分用にも3～4袋買いました。で、帰ってからお皿とかキッチンのフキンの上とかに並べておいたのですが。

咲いた～満開で～す

なんともキレイな紫色なんです群れて咲いているとさらに美しい

一つ一つの花は4センチくらいの高さで控えめな花ですが、たくさんあるとキレイです～ちょっと心なごんじゃいます。一つの球根からだいたい2本から4本の芽が出て花がつきます。

が

もたもたしてはいられません。花が咲いたら2日以内にめしべを収穫して日陰で乾燥させなくてはいけないので・・・毎日めしべをプチプチと収穫中です

この赤褐色のめしべ三本が一輪の花からとれる、いわゆる「サフラン」なんですね。乾燥させると半分くらいに縮みます。ちょっとさびしい・・・。

花に香りがあるのですが、ほんのりユリのような香りです。

そうそう、トルコにサフランボルという地名があるんですが、私はこれも知らなかったんですが、サフランボルでは「サフランティー」なるお茶を飲むそうです。どんなお茶でどんな味がするのか、これもまた興味津々です。

サフランには鎮痛、鎮静作用があるというので、このお茶ももしかしたらハーブティのように飲んで気持ちが落ち着くのかな？

収穫していくとたくさんとれたような気がするんですが、乾燥させると縮むので、大した量にはならないということが判明（←当たり前）。空しいような気もするけれど、これも美味しいパエリアかサフランライスか、とにかく何か美味しいものを食べる為と思っているのですが。

やってみたい料理がたくさんありすぎて、決められない・・・なにしろサフランティーも気になり始めたし。

ま・・・まだ時間はあるし・・・ゆっくり楽しんで考えます。

と思っていたら、ダンナがそれを見て、

「これ、いつ売りに行くの？売ってなにか美味いモノ食べに行こうぜ～」って・・・

売るためにわざわざ球根買うか

と反論したところ、じゃあ何に使うのかと言うので、食用だと説明したところ、

「・・・でもそれ・・・美味しくなさそうだよ・・・」・・・だそうで。

・・・このめしべだけじゃ、そりゃ美味しくないだろうなあ・・・

でも普通めしべだけをそのまま食べる、なんて想像しますかね？どういう思考回路なんだろうか・・・アホダンナは・・・。

余談ですがウィキペディアで調べたサフランの特徴を載せますね。興味のある方はどうぞ読んでみてください。

独特の香りを持ち、水に溶かすと鮮やかな黄色を呈するため、南ヨーロッパ、南アジア北部、中央アジア、西アジア、北アフリカにかけて料理の色付けをする際に使用される。プロヴァンス地方の名物料理ブイヤベースやスペイン料理のパエリア、ミラノ風リゾット、モロッコ料理のクスクス、インド料理のサフランライスには欠かせない。香りの主成分はサフラナール。色素はクロシン。この色素は水溶性で油には溶けない。トルコのサフランボルではお湯に入れた「サフランティー」として飲まれている。

めしべは、生薬としては番紅花（ばんこうか、蕃紅花とも書く）と呼ばれ、鎮静、鎮痛、通経作用がある（日本薬局方に「サフラン」の名で収録されている）。

紀元前からヨーロッパで香料・染料として利用されていた。大変貴重でその分、1gあたり500～1000円程度と高価な香辛料である。古代ギリシアではサフランの黄色が珍重され、王族だけが使う事を許されるというロイヤルカラーになっていた時代もある[要出典]。