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カテゴリ:本日の教室
最近めっきり書いていませんでしたが、相変わらず高校生のプライベートレッスンも月1ペースでやっています。 そこでのひと論争。 JJ先生と私と生徒の3人でお茶を飲みながらのレッスンをしているのですが・・・最近はこちらの指定している課題の他に、学校での英語のテスト勉強で行き詰っている所などを生徒自身が持ち込んでくるようになりました。 先日の事。 「単語イディオムのテスト」があるんだけれども、とある1ページがどうしてもなかなか覚えられない・・・と困っていたRちゃん。 JJ先生は、その1ページをチェックして、どうやって覚えようとしていたのか聞いていました。すると普通に英単語を見て日本語を答えられるように練習をしてきた、ということ。つまり日本語の方を隠して英単語を見て隠した日本語を答えられるように練習していた、ということです。私もその1ページを確認しましたが、大学入試対策レベルの単語熟語だったので、ちょっと覚えるのが今のRちゃんにはキツイのだな、と思いました。 私が昔、いやいやながら大学入試の為に単語を覚えていた頃も同様で、英語→日本語で覚えようとしていたのですが・・・なぜならそういう「でる単」(←古い)とかでは左側に英語が書いてあって、右側に解説、和訳、という順番だったので、そのまま活用して覚えようとしていたわけで。 そんな話をすると・・・JJ先生、「なんで日本人なのに、なんで英語から覚えようとするの先に日本語覚えるほうがよっぽど簡単じゃん」と。そういった単語本の順序を逆にすべきだと言うのです。 私は昔の大学入試勉強でしか、そういうことをやっていないので・・・どうなのかな?と思ったのですが、試しにJJの言う方法でRちゃんに覚えさせてみました。 1、その1ページの日本語訳を、まず覚えさせる。 2、次に英語のほうを一つ一つ内容を確認しながら覚えさせる。(単語にまつわるエピソードなども入れながら) 3、JJの言う英単語に該当する日本語を、本を見ずに言わせる。 これを繰り返していくだけ。 つまり最初にその1ページにある日本語を全て把握しておくことによって、英単語を一つ言われた時に、覚えた日本語の中から最適なものを選んで答える、ということ。(数が少ないからこそできることですが・・・)30分程かけて間違いを繰り返しながら、練習をその場でしていきました。 そして30分後、Rちゃんは見事に全部答えられるようになっていた (ちなみに今日プライベートレッスンを再びやったので聞いてみたところ、単語テストは100点が取れたそうです) 私はそのやりとりを見ていて(また、JJの通訳をしていて)、何故こんなに苦労して覚えられなかったものが30分で覚えられたんだろう・・・と思っていました。 だって、私だったら無理 JJに「私は昔からやっぱり同じような受験用の本を使って暗記をしようとしていたから、英語→日本語のほうが覚えやすいと感じてしまうのかな?」と話したのですが。実際今でも時々辞書をひいて覚えようとする単語はほとんど「和英」でひいたものではなく「英和」もしくは「英英」でひいたものばかり。和英でひいたものってあまり印象に残っていないんです。 JJはRちゃんに、日本語のほうが簡単になにがそのページに書いてあったかすぐに覚えられるはずなんだから、そっちを先に覚えて、後から英語を当てはめれば良いと説明していて、実際JJが日本語を覚えようとした時も、同様に英語を先に覚えてから日本語へという手順でやっていたそうです。彼は必死で「本の編集が変!」と連呼していましたが・・・。 まあ、なるほど、そういう方法もあるのか、と勉強になりましたが、どちらが良い方法なのかはハッキリ言ってわからない。 RちゃんへのJJの説明によると、「ひのきの場合は、英語でなにか話そうとか書こうと思う時に、最初から頭の中で英語で考えている。だから、英語→日本語で問題ない。だけど、Rちゃんの場合は、まだそういうレベルじゃなくて、英語を話したり書いたりする時には最初に日本語を考えて、それを頭の中で英語に翻訳しようとしてるでしょ?だったら確実に日本語→英語のほうが簡単に覚えられるはずだよ!」ということだったのですが。(私がどこまで英語を最初から英語で考えているかは・・・微妙と言ったら、JJが話すことにこんなにガンガン言い返してくる日本人が英語で考えていないはずはないでしょ、とイヤミ半分ジョーク半分で言い返されました) さて、実際のところ、どちらが有効なのか・・・ Rちゃんの場合はうまくいったわけなのですが・・・本当に? ちょっと中高生を100人くらい集めて実験してみたくなりました。
最近はこんなDSソフトまで出て、公立中学で使われたりもしているんですね。 学習効果が高い英語教材を紹介するショップ「英語伝」 ↑いろんな受験英語、テスト対策などの英語教材ショップです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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