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テーマ:妊婦さん集まれ~!!(4770)
カテゴリ:妊娠いろいろ
コメントくださった方々、本当にありがとうございますまだ今後については決断できていませんが、こうしてここで皆さんに支えられていると思えて少し楽になれた感じです。なにしろこういうことになってしまった以上、うかつに周囲に話せなくて・・・ 生命倫理・・・じゃないですが、やっぱりハンディがあろうとなかろうと、命の重さに変わりはないし、もし今回妊娠継続を諦める決断をした場合に、私は身勝手だと、大きな罪を犯したと、非難されるべき立場になるような気がしてならなかったのは事実なんです。そんな外聞を気にしていること自体、自分を恥じてしまいます・・・そんなことよりも考えるべきことがあるだろうと。見栄なのか何なのか、どこまで自分だけがかわいいのかと思って自分に腹が立ったり・・・。 もちろんそれだけではありませんが。 とにかくいただいたコメントに、どんな決断をしても、自分を責めないで、と励ましてくださったことに、本当に感謝してしまいました。現実から逃げずにベビーの運命を含めて自分達の人生に真剣に向き合って、考えていきたいと思います。 私は今回の妊娠を、職場の上司1人と同僚1人にしか話していませんでした。前回のことから考えても、初期の流産の危険期間を過ぎてから話そうと思っていたんです。上司と同僚に関しては、なにかあった時に報告しておかないと迷惑がかかると思った為。そしてその「何か」が起こってしまったわけですが。 この2人に(個別にですが)今回の件を話した時の話。 1人は単純にパニックになっていました。自分だったらどうしていいか、わからないと。自分も子供は欲しいけど、そんなことが起こったら自分には乗り越えられない・・・こんな幼い自分にはまだ子供を産む資格なんてないのかも・・・とまで。もちろんそんなことはないと説明しましたが。若い人はこんな反応が普通なのかもしれないな、と思いました。逆に私の方が、妊娠を告げていたからこういう話をしなければならなくなってしまい、彼女を困らせることになってしまったのかもしれない、と思いましたよ。何て言えば良いか、わかりませんよね、普通・・・。 もう1人は、若いけれど比較的しっかり者で、また違った反応でした。もちろん驚いてはいましたが・・・それは仕事どころではないのが当然だし、悩むのも当然だよ・・・と、いろいろ話を聞いてくれました。と言っても、この頃は本当にまだ私の気持ちが落ち着いていなかったので、できるだけ冷静でいられるように、事実のみを淡々と事務的に話していただけなんですが。でもその時、彼女が言ったんですよね。即答でスパッと。 「私だったら産むけど」 なんだかこの一言に、ものすごくショックというか、打撃を受けてしまって・・・わかりますか?彼女は悩みもせず「産む」ということ。でも私は悩んでいる。・・・つまり産むのが普通のことのように言われてしまったので、たかが染色体異常くらいで産まない決断をするのは異常なことのような気がしたんです。相当ありえない罪なような。落ち込みました。 ダンナにこの話をすると、「なんでそんな無責任なことが言えるんだ、そんなことを軽々しく言えるのは、他人事だと思ってるからだろ!信じられん!」と怒っていました。とりあえず「彼女も若いからね・・・」となだめましたが・・・私は昔からそういう話を耳にするたび、自分にはそんな大変なことができるだろうか、と考えたりしていましたが、そうでない人もいるんですね。きっと。実際に苦労をしながらもそういうお子さんを育ててる中に、たくさんの幸せを見つけながら頑張っているパパやママ、たくさんいらっしゃいますしね。 とにかくこの一言を聞いてから、なんだか余計に染色体異常の可能性や羊水検査をするしない、などの話ができなくなってしまいました。 羊水検査自体、リスクが伴う検査ですし、聞いているだけで痛そうな検査だし・・・やりたいわけがない。昔友人がやはり35歳以上の妊娠で、羊水検査をするべきかどうか悩んでいると相談されたことがあります。彼女の場合は私のようになにか他に疑い濃厚なことがあったわけではなく、単に高齢出産になるから、という話でした。その時私が言ったことを覚えています。「もし検査をして異常が見つかったら、その子を諦めることを考えているの?もしどちらにせよ産むということなら、わざわざリスクのある検査をする必要があるのかなあ?もちろん安心の為にそのくらいのリスクは負うというのなら、話は別だと思うんだけど」と言いました。この発言が、友人にどう届いたのかは正直わかりませんが、結局彼女は羊水検査をしませんでした。 こんかい私がNT値が高くて、医者にそういう説明を受けていた時、「羊水検査は医者側から受けなさいというものではないんです。確定診断が欲しいのなら、羊水検査という方法がありますよ、というだけで、するかしないかは患者さんの選択なんです。」と言われました。・・・それはわかってるよ、わかってるんだけど、どちらが良いのかを自分で選べない!と思っている私がここにいます・・・と思いました。そして以前に友人にしたのと同じ話をダンナにもしたんです。「そう思うでしょ?」と。そうしたら・・・「え、でもそれは・・・もし染色体異常があるとわかっていても産むんだとしても、事前に知っておきたいことだよ。やっぱり覚悟が必要だもん・・・と思う。だから検査は受けた方が良いと思うよ、というか受けて欲しい。」と言われました。私としては驚きました。だって流産のリスクとか、あるって本当にわかってるの?それにどんな検査なのかわかってるの?と何度も聞きました。検査を受けるのは所詮私とベビーであって、自分の身体に注射針を入れるわけじゃないから気楽に考えているんじゃないの?・・・などなど、相当議論。ダンナも真剣に考えてはいましたが、やっぱり検査は受けて、と意思変わらず。そして私も踏ん切りがつかなかったのですが・・・日々ネットでいろいろそういうサイトやブログを探して読んでいたのですが、ある日目にしたものの中で、「悩んだけれど、NTのことを知ってしまった以上、どうやってもこの先不安な日々になるから・・・だったら羊水検査を受けて、事実を知ってしまったほうが産むにしても残りの5か月を悶々と過ごさずに済む、と思って検査をした」、という方がいらしたんです。 これが羊水検査を決断させてくれました。 確かにこの先、ずっと不安な日々を過ごすくらいなら・・・どうするにせよ、検査だけは受けて結果を知りたい。 もちろん羊水検査でわかることは、ほんの一握りの染色体異常のみ。それで異常がなかったとしても他の先天性の病気があったりする場合があるのはわかっているんですよ。でも、ハッキリと染色体異常の可能性濃厚、ということが判明して、知ってしまった。かかりつけの産科では、「もしたとえば内臓に先天性の病気があったとしても生まれるまではわからないけれど、そういう病気の場合には、全部とは言えないけれどいろんな治療が今はできる。でもね、染色体異常というのは、治療はできないんですよ。」と言われました。確かに。 そんなわけで羊水検査に臨むことになった私。ダンナとは別の理由ではありますが、私が検査を受けると言って、安心したようです。 まあ、せっかく決断して予約入れようと思っていたら、「胎盤が邪魔な位置にあるから、うちの病院ではできないなあ」と言われてしまったんですが。お腹から注射針を刺して子宮内の羊水をチューって吸い出すわけですが、調度その位置に胎盤が・・・。胎盤は血液の宝庫ですから、そこに針を刺すと子宮内に出血する可能性があると言うんですね。そうすると流産の危険も高まるし、更にやっかいなのは出血したものが血腫になったりすると母体にも良くないとか。なにより・・・「そんなわけでボク自身がこういうケースの羊水検査をやったことがないんですよ。だから、やりません。」と大学病院を紹介されました。 そんな更に怖いことになってしまうのか・・・でも大学病院で何と言われるかわからないし、悩んで一度決めたことだからできれば検査はしたい、と思って大学病院へ。 そちらでは女医さんでした。なんでもハイリスク妊娠を専門にやっている先生だとか。 紹介状を見ながら「ふんふん・・・NT・・・知っちゃったんだから不安ですよね。だったら羊水検査は悪い決断じゃないと思いますよ。」・・・なんだか頼もしい感じ?いろいろわかってから悩み通しで自分を責めるようなことばかり考えてしまうものだから、少しでも肯定的なことを言われたのが嬉しかったのかもしれません。 そして更に「ふむふむ・・・胎盤が前面にあるから、ということでO病院から紹介・・・。うん。大丈夫ですよ、胎盤が前にあっても突き抜けて羊水取れますから、全然平気です。」って、普通に言われましたよ。サラっと。だってかかりつけの病院では、こういう怖い検査は自分にはできません的な感じでしたよ~?こういうリスクを聞きましたけど、どうなんでしょうか、と聞くと、「確かに絶対ないとは言えませんけどね~、ここでは何度もやっていますから大丈夫大丈夫!」って。 なんだか軽~く言われたので、そっか、大丈夫か、と思えてしまって。もちろん不安要素は全て質問しましたけどね。 そんなやりとりを帰ってからダンナに報告すると、ダンナ、相変わらず毒舌。 かかりつけのO病院、とっても評判も良いし診察も丁寧だし、今まで何度かかかったことのある産科の中では断トツ一位の雰囲気の良い病院で、先生も感じが良いんです。私は途中から担当医が院長に変わって(NTの為)いるんですが、その前に会った先生もみんな感じ良かった。あえて気になったこと・・・個人病院ですから院長も副院長もおそらくご家族。姓同じだし。(多分兄弟かな~)そして出身大学がですね・・・当然医大ですが、D医大はともかく・・・T大医学部・・・。私もダンナも学歴至上主義では決してありませんが、その大学についてだけは有名なヘッポコ大学・・・つまりお金さえ払えば入学できちゃうような印象が強くて・・・。普通の仕事なら良いけど、T大医学部にしか入れなかったの?大丈夫?ホントに命預けて平気?とついつい思ってしまうんです。ごめんなさい~。私は初診の前にその事実を知っていましたが、まあ普通の妊娠出産なら問題はないだろうし、以前に産科でいろいろ嫌なことを言われたりして良い思い出がないので、対応の良さのほうが大事!と思って選んだんです。でもダンナに「良い病院なんだけどT大なんだよね~」と以前に話したら、「う。それは・・・イヤだよな・・・」と冗談っぽく話していたんですね。 で、大学病院の自信満々な雰囲気を話したところ、クスクス笑いながら、「T大医学部はビビってましたよ~、って言ってこいよ~」だって。ホントにひどい人です、ウチのダンナ・・・笑ってしまった自分がいたんですけどね。 学歴のことでこれを読まれて不愉快な思いをされた方・・・ごめんなさい。 ちなみに私もダンナも学歴、カッコ悪いです 私に至っては、現在英会話の講師をしているくせに、英語に全く関わりのない学部学科ですし・・・私の学歴を知って驚く人は結構多いです~、みんなもっとカッコいい学歴を持っていると思っていた方が多いようで それはともかく。 そんなこんなで、大学病院で9日後の早朝に羊水検査です。
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