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カテゴリ:英会話講師の★つぶやき★
先週から私の後任講師として、新しい講師が教室にやってきました。
新しい先生は、28歳ながらすでに2歳の男の子のママ。そして先日離婚が成立したのだとか。若くしていろいろ人生経験を培ってきたママだからか、結構しっかりした方でした。 小学生くらいの時に、お父様の仕事の都合でキューバ、アメリカに住んでいた帰国子女というだけあって、英語はとてもきちんとしていらっしゃいます。この辺は、私からは得られなかった素晴らしい英語のスキルを子供達が吸収できるメリットだと思います 長く海外生活をしていた新人講師にありがちな、日本語がイマイチ不自由ということもなくて、保護者へもきちんと対応できそうだし。 随時先週から生徒と保護者へ後任講師として紹介をしていっているんですが、やっぱり6年間の重みは大きいようで・・・(私にとってもそうですが)保護者様からも講師が変わるのはイヤだ、というご意見をいただいて、中には私が辞めるから退学する、という方もいて・・・引きとめるのに大変です。 そうは言っても大人ですし、皆さん人の子の親でもありますから、私の退職理由が「妊娠」であるということで、「イヤだけど、仕方ないですよね・・・おめでたいことだし」と言ってくださる方がほとんど。 とりあえず私からは、「6年も同じ講師でいたので、この辺りで新しい先生にバトンタッチすることで私には気付かなかったアイディアやステキなレッスンができたりすることも多いでしょうし、そういったメリットもたくさんあると思うんですよ。」と説明しているんですが、やっぱり実際のレッスンが始まってみないと保護者様には実感がわかないでしょうね。 大変なのは子供達。事情を私からもお母様方からも説明してはいるんですが、「とにかくイヤ」と今からレッスンのたびに泣いていたり・・・まだ来月までいるっていうのに、毎回お別れのお手紙を書いてきてくれたり・・・ まあ、子供のことですから、すぐに慣れてくれるとは思うんですが。 まして年少さんくらいまでは、記憶もそんなに残らないでしょうから、私の事はすぐに忘れちゃうと思いますし。 今のところは新しい講師のことを、怖いとか、イヤがるようなことはさほどなさそうなので、とりあえず今日までは研修としてレッスンを見学させていて、次回から少しずつレッスンを一緒にやっていき、最後の週では新しい先生にレッスンをさせて私が見学し、講評、注意をしていく予定でいます。 で、新しいF先生、そんな感じで真面目できちんとしていて、良さそうなんですが・・・心配な点もやっぱりあるんですよね~。 英語は問題ないけれど、なにしろこども英会話の講師としては全くの新人ですから、本人にもすごく不安があるようで、その関係の質問をたくさんされます。 今はなんとか彼女の不安感を払しょくしてあげたいと思っているんですが、なかなかそれが難しい。 ものすごく真面目なので、自分でも言っているんですが「誰かにこうしろと指示をされれば、それをコピーしてやっていくことはできる自信があるんですが、臨機応変に、というのが苦手で・・・」って・・・子供を相手にする仕事で臨機応変が苦手というのは大変だと思うんですよね。だって生徒一人一人、性格がかなり違うので、同じことをしていてもAちゃんには〇〇という対応でOKだけど、Bちゃんには××してあげないとダメ、的な所ってあるじゃないですか。 それができないと苦労しそうな予感・・・ そして以前も日記に書きましたが、ウチの会社の講師の離職率の高さ。 これはひとえに会社のいい加減さ、というのが大きな原因になっているんです。 私も過去に腹の立つことはたくさんありましたが、そんなことで悩むよりも自分の教室の生徒の為、教室の生徒のことだけを考えて仕事をするように努め、会社の適当さはもうどうしようもない。変わってほしいことは当然会社に言いますが、いくら言っても変わらないことを言い続けても自分のストレスになるだけですしね。逆に私の場合は自分がかなり適当な人なので、「会社はいいかげんなシステムだけれど、その分こちらも自由にやれる部分が多いのだから、お互いさまで」というスタンスでやってきたんです。会社に完璧を求めるなら自分も完璧でなければならないけれど、逆に考えればメリットもあるわけで。おかげで思い通りに自分の教室として、自分の生徒さん達と自由なレッスンをしてこれました。 こういうことを、過去の新しい後輩講師達が会社への不満を言うたびに話したりして、「生徒だけをみつめて、なるべく会社からのくだらないストレスをためず、生徒と自分の楽しいレッスン時間を過ごすほうが得だよ」とアドバイスしてきました。私は事実そうやってなんとか長めに勤めることができましたし、みんななるべくそうあろうとしてくれているようです。 F先生の場合、とにかく細かなことまで「こういう場合、どうしたら良いですか?」とマニュアルを求めたがる感じなので・・・基本はあってもマニュアル通りにはいかないと説明はするものの、はたしてうまくいくかどうか。それが心配。 会社のことは、今はまだわからないことが多いだろうと思うし、私もあまり先入観は与えたくないので余計なことは話していないんですが、いざトラブルが起きた時に、真面目すぎるところが仇になってしまわないかというのが心配です・・・。 別に自分が辞めた後のことをそこまで心配しても、どうにもならないんですが・・・、できれば次の先生にもある程度は長く続けて欲しいという気持ちがあって。 たった週に1回や2回のレッスン。 そんな中でたくさんの子供達と接して、その仕事の楽しみを見つけることは簡単だとは思えないです。人によるとは思いますが。 何年も、長く続けている内に、あんなに小さな頃はこんなことしかできなかった子が、はや小学生になって、一気に力を伸ばしたり、いろんな驚きがある。それこそが醍醐味だと思うんですよね。 どんどん成長していく子供達をずっと長く見ていられるし、意外な潜在能力を見せてもらえることも本当に多い。 でもそういう成長を見れるのって、1年とかでは難しい・・・。 F先生は、9月から自分が1人でデビューするわけですが、「デビューさえすれば、こんな自分でもちゃんと一人前の先生になれるんでしょうか。」と言っていました。 「デビューすれば、その日から生徒にも保護者にも、その日から”先生”ですよ。でも一人前の先生になれるかどうか?そんな日は永遠に来ないんじゃないですか?私は自分のことを一人前の先生だなんて思ったことは一度もありませんよ。そう思っちゃったら自分の講師としての成長はストップしますから。ずっと、生徒や保護者に毎日いろんなことを学ばせてもらって、よりよい方法を考えていって初めて、講師らしい講師、自信を持ったレッスンをできる講師、になれるんだと思いますけど。講師としての勉強に終わりはないと思います。とにかくF先生は9月からそのスタートを切るってことですよ。」とお話ししました。 ・・・厳しかったかな? 自信ないと言っている彼女に向かって・・・もう少し、大丈夫大丈夫、というような言葉をかけるべきだったかな?と後から考えましたが。 でも私の本音なんですよね。 さあ、来週から私とF先生で半々ずつくらいの割合でレッスンをやっていこうと思っていますが、どうなることか。 しかしこんな話ばかりをしているので・・・どうも自分の教室の引き継ぎをしているというよりは、F先生の新人研修をしているような気ばかりがします 今は降ろさせてもらいましたが、以前は教室の講師の他に、新人講師&講師達のトレーナーをしていたので、しょっちゅうこういう研修をしていました。トレーナー仕事を降りてからも、元トレーナーだからなのか、いろんな所から新人の先生達がレッスンを見学にくることが多く、それ自体には慣れているんですが、同じようなことをしているだけなような気がします。 いいのかな、こんなで。 ま・・・なんとかなるか さすがの暑さの今日この頃。 今年は残暑も厳しいそうな・・・。 フルレングスのレギンスでは耐えられなくなりそうです。 その辺で無地のレギンス買うのと同じ値段でカワイイのが買えちゃいますね~。
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