滋賀県民の心のすがた
汚染食糧品が、滋賀県にもどんどん入ってきている。滋賀県知事が、県民にはぜったいに放射能汚染した食料を食べさせないと強い決意を表明するというのならば、理解もできる。この県で、一番環境派だと演じて来た人がもっとも悪虐非道をなしている。県内の学校給食で福島県産のトマトやキュウリを使うと19日夕に毎日放送(大阪市)が誤って 報道したため県庁と県教育委員会に20日、保護者らからの問い合わせや苦情が相次いだ。 県の担当者は「福島県産の野菜にこんなに過剰反応があるなんて。まさに風評被害の一端」 と戸惑っている。 発端は嘉田由紀子知事が19日の定例会見で4月下旬から県庁職員食堂で、福島県産の トマトやキュウリを使うと示した方針。 厚生労働省によると、福島第1原発の事故に伴い、国が出荷制限をしているのはホウレンソウ やコマツナ、キャベツなどの葉菜類やブロッコリーやカリフラワーなど。知事が挙げたトマトや キュウリは出荷停止の対象外となっている。 ところが、誤った報道で「福島県産の野菜を給食に出すのはやめてほしい」「子どもに食を 選ぶ選択権はないのに、食べさせようとしている」「PTAは怒っている」などの苦情30件余り が寄せられた。 福島県内を17日に訪れた嘉田知事は現地の農家から「農業を続けられるかの瀬戸際」と 悲鳴が上がっていることを踏まえ、県庁食堂での使用方針を明らかにした。知事は会見で 「風評被害をどう防ぐのか、力を合わせようと福島県の佐藤雄平知事と約束した。情報を 正しく伝えて、恐れるところは恐れるが、過剰に恐れてはいけない」と話していた。 中日新聞 http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20110421/CK2011042102000123.html この記事の意味がつかみにくい。嘉田由紀子知事は、正しく恐れて政府が出荷制限していない「出荷停止の対象外の野菜」を食べようと声をあげているようなものだ。事実、地域のスーパーであるジャスコでも平和堂でも良く似たもの。産地を聞いても、汚染測定の事実を聞いても、「何も食べられなくなりますよ」などと質問にも答えない不貞腐れた職員までいたほどだ。ちなみに、日本の政府の暫定基準値は野菜では500Bq,,,