カテゴリ:たわ言
来週、 お店のリニューアル一周年記念のイベントがあります。
めまぐるしく毎日が過ぎていたあの頃から 早いもので一年が経とうとしているんですね。
そう思うと、 妙に感傷的になってしまいます。
あれからの一年、 何にも考えず、 いえ、何にも考えないように、 ただ、がむしゃら、だったような気がします。 (いまだにがむしゃらですけどね。) それ故にこの一年、一連の出来事が、 一瞬の夢だったような錯覚にさえ陥るのです。
特にこんなに澄んで爽やかな秋晴れに 一人で窓の外を眺めていると、 私は幾つでもなくて まだ、悲しみも穢れも知らない私でいるような気分になり、 このまま 柔らかい日差しの中で ゆっくりと溶けてしまいたいと思うのです。
そんな幻想の中にいるのはいつも ほんの刹那で、 Jr.の泣き声が 私を現実へ呼び戻します。
『ああ・・』
私は喜びのため息をついて Jr.の待つ階下へ向かうのです。
思えば弱い私が 悲しみや苦しみ、迷いや孤独の中にいても 人を愛し 自然を慈しむことを まだ続けて来られたのは
やはり 素晴らしい出会いがあったからだと思うのです。
出会いは現実です。
悲しく虚しい別れがあっても また必ず、かけがえのない出会いがありました。
今までもきっとそうだったんでしょうが 今現在の私は そうして出会った人や自然に 救われていると強く感じるのです。
大自然が季節を問わず、 実ったり、香ったり、芽吹いたり、散ったり、去ったりで 私に語りかけ、包んでくれることも お客様とのほんのひと時の会話も スタッフの明るいジョークや思いやりも 母の柔軟な(いい加減?)助言も 友人の当たり障りのない気遣いも このブログで知り合った方たちの温かい言葉も そして、子供達がいつも健康で傍にいて 泣いたり笑ったりしてることも
今の私には全てがありがたくて 全てが愛おしくて 全てが必要なんですね。
夢と現実の狭間で 苦しい時もあります。
でもそんな素敵な出会いたちの全てが 私に 『現実でも幸せに生きましょう』 と手を引くのです。
そんな今までの出会いに心から感謝し、 これからの出会いに夢を膨らませながらの 素敵な記念パーティーにしたいものです。
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