カテゴリ:たわ言
今日、 出勤する前の 車の中。
とっても月が綺麗な夜でした。
4月の花冷えのせいか 夜になると空気が澄んで、 星の瞬きまではっきり見えて。
ふと、 ボスの事を思いました。
出勤途中には 必ず、 踏み切り越しに ボスが居た病院が 見えます。 踏切が開くのを待ちながら、
『この道を何度通っただろう・・』
本当に ふと、思い出して 気付けば 視界が涙でぼやけて 危うく 事故りそうになりました。
車中聞いていたCD(お客さんがランダムに落としてくれたもの) から 流れていた曲がふと 止まりました。
♪背中に温かな鼓動を・・
ここで曲は 何故か 不思議なことに 止まってしまいました。
なんだか涙が滝のように流れて 私は声を上げて車中で泣きました。 何もかもが張り裂けそうでした。 ハンドルに 顔を突っ伏して 今思えば よく運転できたな、と 不思議なくらい。
その時、 歌が再び始まりました。
感じてた
『背中に温かな鼓動を
感じてた』
歌詞通り、 背中に 感じてしまいました。 温かなものを。
私のすぐ後ろに 息づいている何かを。
本当に 温かいものを。
今日も頑張ったね 今日も頑張るよ
人に優しくしようね 温かにいようね
前向いているからね 心配しないでね
私は アクセルをふかし 涙を流しながら 涙を拭いながら、を くり返し、 そうして 少しずつ、 涙の後を残さないように
お店へ向かいました。
夜の街。
私の もう一つの 一日の始まり。
月が本当に綺麗な夜でした。
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