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Aさんは、先日の口頭弁論期日で、裁判官に聞いてもらいたいことがありました。
○○簡易裁判所 御中 和解について 平成16年8月×日 Aさん氏名 捺印 私は、現在、自治体から△△委員を拝命しており、本日は△の立会日と重なったことから、裁判所へ出席できなくなりましたが、代理人の息子にこの書面を託し、和解についての考えを述べます。 私は、自治体の○○工事において、地域の為、孫子の為を思い、耕作する農地の一部を提供しました。そこへ、まともに通行できない進入路を造っておいて、わずかの修繕をしたら、「寄付したら○○(自治体)のもんや、器物損壊や」と非難されています。農機具を使うのに危険な思いをしたうえ、土手からは土砂が流れ込んで来るわ、人権侵害を受けるわ、踏んだり蹴ったりです。道理が通りません。自治体が、はじめから、しっかり工事をしていれば問題なかったことです。 この訴訟に先だって、裁判所に民事調停を申立てましたところ、被告自治体は、第1回目から話合いを拒絶しました。素人が自治体を相手に裁判所に申し立てるなど、並大抵のことではありません。昨年来、被告自治体と話合いや書面のやり取りを行いましたが、被告は終始一貫「事なかれ主義」で、一切の責任を認めようとしないばかりか、近隣住民からの暴力的な電話や糾弾会など、理不尽な人権侵害を見て見ぬふりです。中立公正であるべき地方公共団体が、弱い住民を権力でねじ伏せ、自らの責任を隠蔽しようとする姿勢に憤りを感じ、提訴をすることに致しました。私は、民事調停であれ、裁判であれ、和解であれ、公正な司法的解決を望んでいます。 裁判では、よく在る事なのかは知りませんが、提訴以後、訴訟外での妨害行動があり、驚いています。 私は、地域の老人会長をしておりますが、本年3月×日に準備書面を提出して5日後、年1回の老人会総会を前にして、○○氏(××長の隣家で親戚)が、老人会脱退の旨を記した紙切れをポストに投函してきました。また、その2日後、××長夫妻も老人会脱退を電話で告げてきました。対象住民のほぼ全員が加入する老人会を一度に3人も脱退することは、前代未聞です。老人会脱退をすることで、老人会長である私に訴訟外での圧力を加えることを意図した行動だと直感しました。公私混同は論外の態度ですが、訴訟の相手方に対して訴訟外で圧力をかけるなどとは、司法的解決に対する冒涜行為であると思います。しかも、裁判が行われる前のことですから、公務員としての守秘義務に著しく反した行動をとったものです。 また、本年4月×日頃、被告自治体の議会議員である△△氏(××長の親戚)も、私の妻に対し、「写真ばっかりとって、あんたとこは怖い家風やの。」と、感情を露わにして人権侵害的な暴言を吐き、裁判所に提出した証拠写真のことを持ち出して、裁判外で非難してきました。 さらに、地域の会合の中で、私が自治体と地域住民を相手取って、金を要求しているなどという風説が流れていることを知りました。私たち家族が裁判している事など他言する筈もありません。裁判所には申し訳ない言い方ですが、むしろ裁判など隠しておきたいことです。裁判をしているという話は、被告自治体側からしか漏れません。これはプライバシーの侵害であり、私や家族の名誉を傷つける悪質な風説を地域に流すことで、司法的解決を求めている私を、攻撃するものです。 また、昨夜9時過ぎに、××長の奥様(□□)から電話があり、妻が応対しましたが、露骨にこの裁判を非難してきたことに驚いています。しかも、裁判の前夜にです。内容は、訴訟に対する批判と私や家族に対する非難でした。民対民の争いではありません。私が訴訟の相手方としているのは、地方自治体であります。被告自治体は、長の配偶者まで使って原告を攻撃してきたのか。地方公共団体が、なりふりかまわず訴訟外で原告に圧力をかけ、司法的解決を妨害してきたのかと思うと、空恐ろしく感じます。 また、先般、被告自治体が提出した準備書面の内容も、地方公共団体としての誠実さが見受けられません。 先に述べましたが、私は公正な司法的解決を望んでいるのであって、どうでも判決を頂きたいとは思っておりませんが、あまりに司法を軽視した態度に遭遇し、和解や話合いなど不可能ではないかと考えているところです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004/08/06 09:06:34 PM
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