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拝啓 厳寒の候 ますますご健勝のこととお喜び申し上げます。
先日の二人展、分らない乍らも、興味深く拝見させて戴きました。 さて、本日、色紙拝受いたしました。突然の厚かましいお願いにも拘わりませず、 こころよくお聴き入れくださり、ありがとうございました。 さっそく、事務所の壁に掛けさせていただき、写真を撮って事務所のホームページにも載せました。 この2月で、行政書士登録から、ちょうど5年になります。行政書士は、昔の代書人であります。 明治時代の代言人が弁護士となり、代書人は、行政書士や司法書士となり、 以後、税理士・土地家屋調査士・社会保険労務士などなど、士業も専門分化し、複雑多様化しております。 仕事柄、時として民民の争いに遭遇したり、権力との折衝を伴うこともあります。 この度お願い申し上げましたのは、ドイツの法学者イェーリングという人の「権利のための闘争」という著作から引いた言葉です。 これは、約130年前の1872年春、ウィーンの法律家協会での講演を書物にしたものだそうです。 大昔の著述であるにもかかわらず、現代でも新鮮で、示唆に富む内容です。 元来、気の弱い性格の自分でも、時として争いに遭遇した折、「権利のための闘争」を思い起こし、 書を見て力を貰えるようにと、お願い申し上げた次第です。 末筆ながら、時節柄ご自愛のほどお祈り申しあげます。 まずは取り急ぎ、お礼申しあげます。 敬具 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005/02/09 10:15:24 PM
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