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カテゴリ:きょうびの民主主義
昨年末、弟からもらった高杉良氏の小説『不撓不屈』を読みました。読み応えがありました。さすが高杉氏です。実は2006年に映画にもなったそうですが、知りませんでした。 ブックカバーの腰帯には、「国家権力は、かくも抗う者に牙を剥くのか!」とあります。 日本国憲法は、国家権力を抑制するという役目を与えられているのですが、小説の題材となった事件から40数年経過した今、権力抑制的機能が広くこの国に浸透したかと問えば、答えは否です。事件が過ぎ去った昔の出来事と思えないところに、怖さを感じます。
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Last updated
2007/01/12 05:38:18 PM
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