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カテゴリ:お仕事ブログ
今月に入って、懸案だった任意後見契約が完了しました。
「任意後見」とは、年老いて認知症となり自分で自分のことが判断できなくなったときに備えて、自らが信頼できる人に頼んでお世話を頼むこと。その契約を元気な時にしておくのです。 今回はオイラが「任意後見人」となりました。 ご本人は、いたって元気。 よく食べ、よく遊び、よく喋り、時々遠方まで整体に通う。 認知症とは無縁にみえる66歳のオバチャン。 ただ、うんと高齢になったとき、できるだけヒトサマに迷惑をかけず、かつまた、自分の納得する老いを迎えたいのです。 任意後見の制度は、2000年から施行され、ようやく一般に広く知られるようになってきたようです。 この制度、公正証書にしておかなければなりません。 つまり、「公証人役場」というところで、契約当事者が出頭して「公正証書」というカタイ書類にするのです。 そして、この任意後見契約書の内容は、法務局に登記されるとともに、依頼者が120歳になるまで保管されると公証人から説明がありました。 ひぇー。120歳!! 当のオバチャンが認知症になったら、オイラが90歳を過ぎた頃よぼよぼ杖をついて家庭裁判所へ手続に行くことになるのかも。。。 ご本人は、心配事が一つ減ってご満悦。 さらに、「お正月には遺言書くからみてね。」と。 遺言の参考書をお貸ししておきました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007/12/10 03:08:33 PM
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