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〔ヒノヒカリの穂〕 先日google検索サイトで、「こきひかり」を検索してみて驚きました。 なんと自分のブログが検索履歴のトップに上がっているではありませんか?! ブログのアクセス数もかつてない件数に跳ね上がりました。 KOKIAさんのブログの影響力にほかなりません。 多くの人に興味を持って見てもらえることは喜ぶべきことではありますが、 今回、当該ブログは一旦削除が適当と判断し、プライベートで保存することにしました。 ところで、事故米の地裁判決がでました。 「事故米」 おそらく行政用語なのでしょう、この事件で初めて知りました。 誰が作ったのか分からない「顔の見えない農作物」。 額に汗し精魂込め作っても一旦流通に乗れば、「物」になってしまうのは哀しいことです。 かつて、ご飯一粒でも「足で踏んだら目がつぶれる」とか、「お米の中には神様が住んでいる」と言われていたお米でした。 幼い頃、祖父母が「お米さん」と呼んでいた記憶もあります。。。 昨日、事務所を休みにし、奈良市内まで知人の稲刈りを手伝いに行きました。 ここでは県の奨励品種ヒノヒカリを作っていました。 収穫した米は、JAの集荷場へ運び込み、一月後には玄米に加工され生産者へ渡るそうです。 ところが、生産した収穫量に相当する玄米は、品種は同じでも、生産者の田圃で生産したお米ではないのです。 生産過程における設備投資負担が重いために、そうせざるを得ない事情があるのですが。 「○○産△△ヒカリ」とかよく聞きますが、産地・品種はその通りでも、生産者がわからない「顔のみえない米」であることが多いのではないでしょうか。 100%自家製米は、播種から精米に至るすべての課程で自家製のお米です。 こういう昔ながらの米作りは、農業人口の高齢化と相まって、どんどん困難になりつつあります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009/10/17 12:05:39 PM
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