香りの小部屋

香水物語

【エルメス】モンスーンの庭　50ml　EDT・SP
トップ：スイートライム、ジンジャー、グリーンノート
ミドル：コリアンダー、ペッパー、カルダモン、ジンジャーリリー
ラスト：ベチバー

雨季が終わり、水分をたっぷり吸収した花々が太陽の光と心地よい風に揺られ、ゆっくりと息を吹き返してくるような香りです。
木や緑が雨に濡れた時に香ってくるようなトップのグリーン系の香りから、エキゾチックなジンジャーやジンジャーリリー、スパイシーで活力のあるペッパーやカルダモンが合わさって爽やか甘い香りへ。

香りの移り変わりが風景になり、まるでスライドショーを見てるかのように脳裏に浮かびます。
インドに行ったことがないのに～


試香前は、はぁ？モンスーン？
って何？
って思ってましたけど・・・

地中海やナイルに比べると、多少インパクトのない香りのように感じるかもしれませんが、地球の自然（雨、太陽、風、土、緑など）の豊かさや大切さを香りで表現したようなモンスーンはかなり完成度が高い香りのように思えます。
って言うかチャレンジャー


ただ・・・
これが香水と言う物で実際に纏うとなると話しは別で、けっこう好き嫌いのある香りだと思います。

私はミドル以降が好きかな～