11月2日
この曲は、古賀正男さんの話を元に
安富康牛さんが作詞、猪俣公章さんが作曲で
森進一さんが歌われています
以前、テレビで聞いてから泣ける曲ベスト1になりました
以下、歌詞です
あの日はほんとに暑かった 村へと続く白い道
かげろうだけが揺れていた 夢中で僕は走った
母さん待っててすぐ帰る 大事な仕事を忘れてた
女手一つで ぼくたちを 育ててくれた母さんは
落とした肩で うなずいて 遠くの村をみつめてた
貧しくひなびたあの村は 悲しく捨てた ふるさとさ
親子で荷物をもちあって 真夏の道を港まで
おさない末の弟は 疲れて泣いて しゃがみこむ
おぶってやろうと思っても ゆるしておくれ 無理だった
ようやく港に着いたとき 突然ぼくは思い出す
小学校の夏休みに うさぎの係りをしてたこと
このまま出かけてしまったら うさぎは飢えて死ぬだろう
あわてて駆け出すぼくだった 今来た道を学校へ
おなかを空かす つらさなら 誰よりもぼくが知っている
待ちかねていた うさぎたち さし出すエサに飛んでくる
埃にまみれてたどり着く 港に船はもういない
今度の船が出るまでに どれだけ長く待つことか
それでも母さん ひとことも 叱らずぼくに ほほえんだ
母さんなにより嬉しいよ こんなにつらい時でさえ
やさしい心を忘れない お前は強い男の子
めったに泣かない母さんの まぶたが濡れて光ってた
あれから何年たったかな 苦しい時が来るたびに
白いうさぎを思い出す 母さんの目を思い出す
いっしょうけんめい生きてます 母さんほめてくれますか
いっしょうけんめい生きてます 母さん泣いてくれますか
母さん 母さん 母さん 母さん・・・
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