ヒロの　旅 and 食　日記

８月１５日（水）雨だけは降っていない曇り空。
8時半にレンタカーを借りて利尻島一周ドライブ。
時計回りに観光スポットを回る。

レンタカーの営業所はフェリーターミナルの前。
お土産屋さんが嘱託でやっている感じ。
ニッポンレンタカーの社員ではなさそう。
『普通車も、軽も同じ値段なんです～』と
今ここでいうセリフか？と耳を疑った。

３ヶ月以上前に予約をしたレンタカー。
電話で料金を聞いて、思わず絶句。
離島特別料金云々で、なんと14,500円。
沖縄なら2泊３日乗れる料金。

一生に一回なので、仕方なく借りることを決めた。


雨が降らないだけラッキー。

時間があれば沼を一周したかった。花の季節にはいろいろな花
を観ることができる。らしい。

道案内はイラスト入り。

沓形という町に、『焦がし醤油らーめん　味楽』
という有名なお店があるらしい。11時半ごろには
その辺りにいることを目途にクルマをすすめる。

利尻郷土資料館、屋根の向こうに利尻富士がチラッと
頭をだした。

入館料200円。

つぎに、この間天皇陛下が訪れたオタトマリ沼へ、
陛下の訪問のために、この桟橋が新しくなった、らしい。

ラッキーなことに利尻富士の雲が晴れた。

島の至る所にこの注意書きが掲示されている。

クルマは仙法志御崎へ。
運がよければ、野生のアザラシとの遭遇も。

ウニの養殖場もあったが、上から眺めただけ。
実際にウニを割って食べることもできるらしい。
もちろん、ウニを買って。

仙法志御崎からの利尻富士。

そして、利尻町立博物館へ。入館料200円。

ニシン番屋

展示には、利尻の鱈漁を行ったのは、石川や富山から来た
漁師たちだったとあった。北陸からもたくさんの人たちが
その昔海を渡って島を目指したとのこと。

龍神の岩に立つ『北のいつくしま神社』

この後、11時半少し前に沓形の『味楽』へ
行ってみたが、すでに数十人の列ができて
いたので、さっさとあきらめて、利尻山の
中腹にある、見返台園地展望台をめざす。

クルマ一台しか通れないような道を数キロ登る。
大型バスも通行します　との看板もあって、ドキドキ。
運良く、数台としかすれ違わなかった。


礼文島が見える。



そして、眼下に沓形の町と港。

駐車場から展望台までは約１０分の登り。

この後は、用も無いのに利尻空港へ行ってみた。
天皇陛下が来られた後なので、空港までの道路は
両側にきれいな花を植えたフラワーロードに
なっていた。しかも、空港自体も素晴らしい
建物だった。結局、時間があったので２回も
空港へ行った。

昼は焦がし醤油らーめんと決めていたが、かなわなかった
ので、オタトマリ沼へ戻ってホタテやウニでも食べようと
約４０分かけて、ぐるりと回った。

午後には、雲がかかって利尻富士はまったく
見えなかった。午前に行っておいて正解。

このレストハウスへ入って、ちょっと戸惑った。
中には、３軒のお店。ある意味、フードコート。

お店の方々総勢８人の視線が、一人の客に
集まる。さて、どの店のどの品にするか
じっくり考えている余裕はない。
えぃっ!!!!!!
結局、手前のお店で、焼きホタテを１個、300円
その向かいのお店からウニの手巻き寿司800円。
一番奥のお店から、焼きウニ1000円と生ホタテ焼き
を１個、300円と、結局2,400円も使ってしまった。

これで1,000円です。生にしとけばよかったか？

おもしろいことに、目の前には、それぞれのお店から
お茶、味噌汁が出てきて、困った。でも、どの味噌汁
も量がハンパなく少なかったので助かった。


この焼きホタテは手前のお店で女性が焼いていたもの。

生ウニを焼いてくれたお店のご主人はウチのホタテは生だから
ムコウのよりは美味しいよ。と小声で言っていたが、
自分には、このホタテのほうが味がよかった。

生ウニを焼いてくれたご主人に、天皇陛下とお話されたんですか
と尋ねてみた。すると、もう用意してあったかのように
素早く、この写真を出して、頑張ってくださいとお言葉を
いただいた、とうれしそうに話してくれた。


写真の右端で、ちょっと会釈をしている様子の方が
ウニを焼いてくれたご主人。

で、３軒の味噌汁、どれが一番美味しかったか
というと、手巻き寿司屋のおばあさんの味噌汁。

この後、また空港まで行って、トイレを使い、
クルマを返して、鴛泊港から礼文の香深港へ。

フェリーターミナルへ入ろうとするときに
JAL（HAC）のボンバルディアがやってきた。
あと、１０分空港で待っていたら、着陸が
観られた　のに。

礼文島　香深港入港時


そして、礼文島の民宿『やざわ』へ。

奥のかまぼこのような白い板は、たこシャブ用のたこ。
ズワイガニの脚２本。
冷凍ウニ。
鮭。
ホタテ。
鮭のよこの白い棒みたいなものは、たこの頭。
このあと、ほっけの煮付け。
昆布焼酎480円を2杯飲んだ。

（６月に行った、能登島の民宿のほうがよかった）

この民宿、部屋の押し入れをトイレ、洗面に改造
してあって、それ自体はとても清潔なのに、
香りのある芳香剤を入れてあるので、部屋中が
トイレの香りで、チョーがっかり。
臭いのないのがイイ臭いなのだと
教えてあげたい。



なので、窓を開けていたが、臭いは元から
絶たなければ..............。芳香剤要りません。