初詣
5時に起床して、6時には成田山に父と向かった。実家で正月を迎える時は、恒例になっている。 お札?が昨年より値上がっていて、最低料金が5000円からになっていた。コンピューターで受付していて、日本らしいなぁと思った。父は、コンピューター導入による値上げだろうと・・・・・。しかし、昨年と同様、待ち時間は、50分近くかかった。 その間は、信徒会館でお茶を飲んだり、色々なお堂?にお参りして時間を潰した。参道には出店も沢山あり、見ているだけでも面白かった。 父は、電車に乗っている時からそうであったが、BPHのため、30分毎にトイレに行っている。トイレの位置を予め記憶している様で、さっと行って直ぐ帰ってくるのだが、服用している薬が効果がないのではと思う。漢方薬も含め何種類も処方されているのだが・・・・。将来の自分を見ている様で辛かった。 参拝後、実家に帰ると、当然お雑煮とかお節料理を期待していたが、普通の食事。それも私の好きな色々な野菜のてんぷら。一番好きなジャガイモは切らしていた様でなかった。 母に、どうして正月料理ではないのか尋ねると、父が普通の食事が良いと言ったからとの回答。変だなぁと思い、後で父に聞くと、正月のための準備は全てしたが、その材料をどこかにやってしまい思い出せないので仕方ないとの事。 一昨年の年度末、母以外の家族全員ロンドン、私は日本に残ると言いながら台湾に。その大晦日に階段から落ちて重体になり、長期入院になった。退院後も痴呆は進行するばかり。日本に残った理由も、私が帰省した時に誰もいないと可哀想だからだった。 その時の事を思い出しながら、帰省前に元旦用に送った年賀の菓子が実家に届いていない事を確認し、年賀状を確認するからと自宅に帰った。 いつもだと、2日位は泊まるのだが・・・・・・。